気がつけば20年音楽をやっているけど、まだまだできないことの多さに絶望する。
自分ごときが何かを言えるようなもんでもないのですが、僕は気がついたら、15歳くらいでギターを弾き始めて、なんとなく曲のようなものを作ったりして、もう気がつけば20年以上、意識して音楽をやっていることになりますね。でも、まだまだ人の曲を聞くと学びがあったり、そんな発想は自分にはないと思えたり、なんでこんなクオリティのものができるんだ?と絶望したり。そんなことの繰り返しです。
10年前には全くできなかったことが今できていたり、20年前にこれ知ってればなあという知識に今巡り合ったり。人との出会いもそうで、もっとこんな環境に若いうちにいれたらなとか、そんなことを思う瞬間もあります。
それは後悔ではなく、学ぶことは永遠に尽きないし、何かを吸収すればするほど自分の力になっていくことは間違いないという思い。だったら、やっぱりやり続ける熱量は多いほうがいいし、やり続ける期間も長いほうがいい。
今もしあなたが音楽に対して、並々ならぬ熱量で情報を吸収しよう、学ぼうとしているなら、その熱が冷めないうちに打っておくのがやっぱり一番いい。
老後に音楽を趣味にしたい、というのも素晴らしいですが、やっぱり何かを習得するハードルは若いうちのほうが低いし、気力、体力も若いうちのほうがいい。だったら一番若い今、少しづつでも始めるしかない。
色々な言い訳は尽きることがないし、負けそうになるタイミングはいくらでも訪れるけれども、そんなときに僕を救ってくれたのは、歌うことだったから、ここまで続けてこれたと思っています。
まさに、音楽は自分が信じて疑わない唯一の心の拠り所だったわけです。でもきっと、同じように感じている人は多いのではないでしょうか??
効率より、エネルギー。
たとえば何かを習得するために、効率良い勉強の仕方、考え方を知りたい、という要望は当然あります。なるべくこちらもそういうゴールにすぐ辿りつけるようなやり方を提供できるべく研究を続けるわけですが
結局、大切なのは効率より熱量。 なぜなら、音楽や芸術においては特に、その熱量が作品そのものの熱量になり、そのエネルギーが見ている人に確実に伝わると思うから。
不器用でも一生懸命練習してきた、全身全霊で音楽をやってきた、という人にはやっぱり心打たれるものがあるし、たとえ技術的に優れたものでも、さらっとできましたという感じのものには強いファンがつかなかったりする。
ホリエモンさんがよく、寿司職人になるのに10年修行なんて馬鹿馬鹿しいという話をされてますが、ある側面では一理あると思うのですが、10年やってきた、という熱量、気合い、根性みたいな精神性に価値を感じる、という部分は普遍的で、ドラマがある。だからセンス良く、ささっと機械で作られたものより、ストーリーや思いが詰まっている分、価値があるというケースも多々あると僕も思います。
何より大切なのは、心に火をつけること。
というわけで、改めてトレーナーとして大切なことって、心に火をつけることだと思います やめたくなったときに、もう一歩また頑張ってみようかなと思ってもらうこと。成長の過程は終わりがなくて、いまより成長しようと思えば、いまの快適な状況よりより辛い状況に適応していく必要がある。
それをどれだけ楽しんでゲームのようにクリアしていけるか。そんなことを考えながら、またレッスンの内容もよりよくしていこうと思っています。