Hiroshi Yoshida
2021-3-16
最近とりくんでいる楽曲の歌詞において、感謝、ありがとうをテーマにしたいと思う部分があって、感謝の本質について考えてみました。
感謝、ありがとう、その言葉がものすごい力を持っていて、人生を好転させるような力に満ちている、というようなことはあらゆる方面から言われていますね。
ありがとう系の曲が日本でも流行ったりして、今でも各アーティストに1曲くらいはそういう曲があるというような大切なテーマなのではないでしょうか。
僕なりに考えてみたのですが、最近僕は、そもそも人間の世界、人間の世界の三次元的な認識というのは人間の意識が創り出しているのでは?? という仮説を持っていまして、それに即して考えると、思う=存在する。ということになる。
ということは、思われない、意識を向けられない、(この意識というのもかなり深く難しい言葉ですが)ものは存在すらしていないということ。これは何となくわかりますよね。
そして感謝、ですが、例えば外国語で感謝の言葉の語源を調べてみたところ、英語のThank はほぼThinkと同じだということが判明。
おお、これはまさに、Thank youはThink you、あなたのことを思っている、ということとほぼ同じ。つまり 私の世界にあなたは存在しています みたいな意味にもとらえられるなあと。
そう考えると日本語のありがとうは有難い、あることがむずかしいのにあれることの幸せ!みたいな意味かと思いますが、それも存在そのものについての、在れることの喜びみたいな意味ととらえられるなあと。
これ、いろんな国の言葉それぞれ考えてみると、必ずしも存在について言っているということはないですが、とても面白かったです。
そこで僕なりの今の考え、それは、感謝とは、存在そのものを認めより強くするエネルギーみたいなものなのではないかと。
思うことで存在するわけですから、思わないと忘れていく、つまり消えていくことになる。よりいろいろな人から思われる人は存在感=エネルギーを強くし、よりたくさんの人を思う人の世界は、よりたくさんの人のエネルギーで囲まれていることになるし、そのエネルギーが返ってくる可能性が高いのでさらにエネルギーに満ちた世界を生きることになる。
人だけではなく、万物に対して感謝することはできますので、同じように感謝をあらゆるものに注ぐ人はエネルギーに満ちた世界を生きる。
とかそんなことかなあなんて想像しながら、歌詞のアイデアや新しい視点を練ったりしています。