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ただ懸命にゴミ拾いをする人に感動した話。

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Hiroshi Yoshida

2021-2-20

最近日課にしている朝の運動が微妙に続きつつある昨今ですが、時間を早めてみたところ、早朝にひたすらゴミ拾いをする人を見かけ、涙が出そうになったんです。

どんな理由があるかしらないけど、一生懸命に。

道のごみを一心不乱に拾っているおそらく3,40代くらいの男性がいて、どんな理由があるかわからないけどその様子がとても無心で一生懸命に見えて

ただただ、自分も初心を思い出さなければならないと思わされたというか、純粋な心というか。高校球児が一生懸命に走っているような感じというのでしょうか。

すこし年齢を重ねてなにか少しできるようになったような気持ちになって、こうやって指導などもさせていただいたりしているけど、自分はどうなのか。

そうやって一心不乱にやることだけでも伝わってくるものがあって、それだけで感動的な芸術、かつメッセージになっているというか。もちろんパフォーマンスと思ってやっていないだろうけど。

そんなことが詰まった光景だったので、何かとても心に残ってしまって、自分に足りなかった気持ちを改めて考え直しました。

どんなことからでも学ぶことがあり、すべては師匠。

いくつになっても完成も何もない人生で、常に謙虚さをもち、意味のなさそうなことでも一生懸命にやってみることで見えることがあるかもしれない。

科学的に正しいとか、そういうことも裏付けにはなるけれども、根本的にはそういうメンタリティが人の心を動かす原動力になることが多い。

あらためてそんなことを思わされる出来事でした。