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イメージする時間を持つことの大切さ。

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Hiroshi Yoshida

2021-3-9

願望を実現する、ということの本質をいろいろな角度から勉強しているのですが、ほぼ間違いない確信になりつつあるのは、イメージすることによって現実が作られるという事実です。

誰かのイメージによって作られてきた今の現実に気づく。

今生きているこの社会が作られたのは、人間の歴史の積み上げに他ならないですよね。つまり最初は誰かの想像だったことが現実になり、それが連なって今の世界がある。

その中で、それが当たり前としか思わずに生きてきて、ただその中でもがいているとしたら、まず現実を理解することも大切ですが、自分でイメージして新たな現実を作り出すことはもっと大切。

ある意味では、今の世界は自分以外の誰かにとって生きやすく作られてきた世界であるわけです。

それこそが、自分が生きやすい場所を自分で生み出すことであり、その連続で出来上がってきた世界に今住んでいるわけで。

当たり前のようでいて、意外と現実に振り回されるだけで終わっている、現実に合わそうとするだけで終わっている、それで神経をすり減らしているということは多いのでは??

自分で自分の理想像を鮮明に描き、まずその世界を体験すること。

コーチングや、スピリチュアルの世界では引き寄せの法則、脳科学の世界でも、イメージすることが現実をつくるというのはほぼ鉄則になっています。

そして、自己肯定感、自信、生きがい、そういった人生において最も大きな推進力になる根本は、その自分の理想をイメージする力、つまり夢を持ち、そこに少しでも向かっているという気持ちこそ大切。

そんな意味でも、じっくりと自分の夢を想像の中で「味わう」時間、そして誰かと自由に共有する時間、そんな時間はとても大切。

それはすなわち、その夢の世界を体験しているのと同じで、つまりその世界を作る練習をしているのと同じ。

パフォーマンスの練習も、いきなり体を動かすより、イメージしてから動かす方がうまくいく場合があって、これは意外に見落とされがちな事実だと思います。

そんなわけで、情報が多すぎて、情報のインプットに振り回され、中毒のようになって一日が終わっているとしたら、せめて寝る前にはじっくりと自分の夢を一から想像してみる。そんな時間を持っていけば、自然に自分の行動が変わってくるはずです。