小学校低学年以下の子供にレッスンする機会もたまにありまして、どんなことをやっていけばよいかと考えていたりします。
なぜ人は歌うのか?という根源的な問いは難しいですが、少なくとも自分が歌い続ける理由みたいなものが説明できると強い場面があると思っています。
人間にはマネをする力というのが元来ありますが、それが科学的にミラーニューロンという神経細胞として発見されてます。これは歌のレッスンにも応用するしかない!
最近はボイトレから派生?して、より生理的に人間が発声する時の声こそが発声としても、表現としても理想的なのではないか??という仮説を持っていて、人間が生まれた時に発声する1番の声、泣き声というのにいちばん興味があります。
フースラーの”歌うこと”を改めて読み返してみると、人間には歌うための器官というのはなく、そもそも違う役割を持った器官が連携した時に初めて楽器として成立する、というようなことが書いてあります。