運で切り開けた仕事、信頼がないと絶対に来ない仕事。
僕は最初のキャリアとしてバックコーラスのオーディションに受かったことが突破口になってその後の作曲のお仕事などに繋がっていったのですが
ある意味、それまで我流でがむしゃらに練習はしていたけど、今振り返れば技術的には到底その現場の他のみなさんのレベルに追いついていなかったと思います。それでも可能性を感じてチャンスを与えてくださった皆さんには感謝しかない。
そこから絶望的に自分のスキルがまだまだ足りないと感じさせられるようになったのは、他のコーラス現場でハイトーンがどうしても安定的に求められた場面とか、
作曲に関して言えば、やはりある程度のアレンジ能力がないと仕事が広がりにくいという現実に直面した時とか。そんなときに先輩方のスキルを目の当たりにすると絶望するような場面が何度かあり。
そのスキルを1から身につけるには途方も無い時間が必要。たとえば作曲家として生きていくならやっぱりピアノが弾けた方が何かと有利なことが多いのですが
ピアノが弾けるといったって、作家として必要なピアノのスキルって譜面をみてその通りに弾けるとかと違って、コード進行を瞬時に移調できるとか、結構本質的なスキルが必要で。それができることで作業のスピードがだいぶ違ってくるので、結果として多くの可能性に広がると思うわけです。
それこそが作家の実力なわけだから、そこも無視し続けるわけにはいかないと思いつつ、今も少しづつピアノは練習してますが、まあゆっくりしか成長していかないんですよね。それこそ何も考えずぱっとできるようになるまで10年くらいはかかる気がする。
ピアノの奏者ってほとんどの人が小さい頃からやっていたりするので、そういう人のスキルと比べると絶望しかないわけですがw
そこにめげず、必要最低限のスキルは身につけていこうと思う今日この頃。歌のスキルもレッスンをするようになってからかなりいろいろなことを意識できるようになって、僕が一番勉強になっているし、成長している気もする。まだまだやれること、知らないこと、みなさんに伝えられることがたくさんあると思ってます。
というわけで、初期段階では圧倒的な行動力とちょっとしたセンスで仕事を得ることも可能かもしれないけど、それをやり続けようと思ったらやっぱり何かしらのちょっとやそっとでは身につかないスキルが必要だし、それが圧倒的な競争力になる。
そこをすっとばして、ずっとやり続けるのはほぼ不可能なんじゃ無いかな?と思う今日この頃です。