人の体は鍛えれば作り変わる。

当たり前の事ですが、人の体は鍛えていけば強くすることができます。行動パターン、習慣みたいなものもそれに伴って変えざるを得ないでしょう。そうしたことは最初は苦痛を伴います。それでもそれを続けていけば、やがて苦痛ではなくなり、習慣になり、当たり前になる。そしてそれはあなた自身の個性と言えるほどになる。

声の出し方についても同じだと思うのです。ほとんどの人は意識もせずに今の発声を身につけてそれが当たり前になっている。物理的に形状が一人一人違うから、物質的な意味での喉頭がもつ固有のサウンドというのは変えられない部分もあるかもしれません。

でも筋肉は変わるし、使い方も変えられる。声帯自体は変えられなくても、共鳴する空間は変えられる場合もある。そうすれば、かなり理想に近いサウンドを意図的に作ることが可能だと思うんです。

しかし、意図してコントロールできない部分はたくさんあって、そこをコントロールできるようにするというのは本当に根気のいる作業。僕はよく例えて、歩き方を変えるような作業、と言いますが、無意識に普段やっていることを、無意識に違うやり方でできるようになるためには相当な繰り返しが必要なんですね。

難しいからこそ価値がある。

どんな道でも、憧れられるようになるまでには相当な積み上げがあってこそ。それこそ、数ヶ月で出せる結果なんてたかがしれてて、例えどんなに才能ある天才でも、たった数ヶ月何かをやったからといって世界までは変えられないと思うし、僕がいろいろな偉人を研究してきた中でも、そんな事例はほぼありません。

飛び抜けたスーパースターというのは、幼少期から浴びるようにそれに取り組んでいて、自然にそれがどこかで仕事につながり、やり続けなければいけない環境にいきている、というパターンが多い気がしていて

それはつまり、やった量こそがその人のスキルを他の人には容易に真似できないレベルまで押し上げているということではないでしょうか。

だからなるべく早く初めて、長く続けた人間が最後に評価される、という単純な図式なのかもしいれません。LIVEARTISTもようやく4年目に突入しまして、時間をかけて育ててきたものが実りつつある瞬間もところどころに見え始めました。本当に田畑を耕すように、ゆっくりゆっくりと強く根を張って育った、ゆるぎない技術を育てていけたらと思っております。