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批判を恐れず、踏み出した人だけ先に進める。

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Hiroshi Yoshida

2015-11-12

人前に出てなんぼ、目立ってなんぼのアーティストですから、あなたのことを好きになってくれる人ばかりではないでしょう。多少なりとも批判や中傷、笑われることだってあるかもしれません。

プロの世界に入ったとしても、絶対にそういう声はあり続けます。有名人のことを2ちゃんねるで検索してみれば、悪口を何も言われていない人の方が珍しいということがわかるでしょう。

誰しも完璧ではないので、何か批判しようと思えばいくらでもできてしまいます。ただ、その受け止めかた次第であなたの人生は大きく変わってしまいます。

そういう批判を、ただの誹謗中傷としてスルーするのか、逆に真に受けてしまって気にして何もできなくなるのか。人それぞれだと思いますが、僕は”そういう批判もあるんだな”と思って少し心に留めておく程度にします。実際的を得た指摘をされることもあるので、そういう時はできるだけ改善できるようにします。

なんども言いますが、アーティストには自信が絶対に必要です。ステージを降りたらビビりまくりのヘタレでもいいかもしれませんが、パフォーマンスしている間だけは絶対に自分を信じてやり切らなければならないのです。

逆にいえば、自分のパフォーマンスを信じ切ってやっていれば、そんな批判は大して気にならないはずです。

自分は自分の信じたことを全力でやるだけ。それ以外に何ができるの??という開きなおりです。

そういう強いマインドがあれば、多少のことで心はゆるぎません。それが逆に、普段から練習も中途半端で、今後のことも不安だらけ、いつもどこか自分を責めてしまうような毎日を送っていると、その心の隙に、そういう心無い言葉が刺さってくるのです。

得てしてそういう心無いことを言うような人達も、同じように満たされない人生を送っていたりします。足の引っ張り合いみたいなものなのです。

必要以上にムキになって反論したり、気にしすぎたり、落ち込んだり、そんなのは時間の無駄です。わかっていてもそうなってしまう・・という人は、自分自身の普段からのありかたを見直してみましょう。

朝から精一杯仕事(勉強?)して、いっぱい練習して、今日も1日やりきったな。という小さな充実感、達成感を日々感じていれば、あなたはきっと自分の人生を信じられるようになります。それがすなわち自信につながっていくのです。

あなたが心のそこから夢中になって、楽しんで、精一杯やれているなら、それこそそんな雑音すら聞こえてこないはずですよ。