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食べ物が考え方や人間性まで変える?

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Hiroshi Yoshida

2021-4-14

今年に入ってから、食事にかなり意識的に気を使っているので、どうやったときに自分の体調やメンタルに影響しやすいかというようなことが少しづつわかってきている気がします。

思っている以上に、人は食べ物の影響を受けている。

食べるものによって人格まで変わっていくというと、そんなことはないと思う人も多いと思いますが、僕は大いにそれを感じます。

例えば、昨今糖質制限の製品が巷にあふれてきましたが、糖質によって血糖値が乱高下し、イライラや情緒不安定を引き起こすことは有名。実際僕も、糖質をとらない時と、少しとっている時でイライラが変わる気がしています。

糖質が与える多幸感はみんながわかると思いますが、それによってもたらされるマイナスの影響はあまり考えたことがないでしょう。そして人類が長い年月接種してきたこの糖質というものに何か問題があるなんて夢にも思ってこなかった。

昨今はどうも、文明が高度に発達しすぎていろいろな面で文明以前の狩猟採取時代のマインドや健康法が再評価されている気がしていて

今この瞬間に生きることだったり、持たないことだったり、肉でも野菜でも果物でも近隣で採取できた最小限のものを食べる?的な思想だったり。

人類が先祖帰りすることは僕はないと思っているので、テクノロジーと融合しつつ、そのような人類が本来持つ性質をうまく取り入れながら文明は発展していくのだと思いますが

一番気を付けなければならないのは、無自覚にそういった食べ物を当たり前と思いながら摂取し、そして無自覚に人間性や意識のレベルで影響を受けてしまっていることではないかと思っています。

何がよくて何が悪いではなく、どういう思想でどう生きたいからこれを選んでいる、と思えるかどうか。すべてはそこに集約されるのかもしれませんね。