Hiroshi Yoshida
2021-5-1
自分のことが大好き!と全力で言える人は幸せでしかないと思うのですが、どうもそうでもない人も多いようで。
ありのままでいいんだよ、と言われるとそんなわけないじゃん、と否定してしまう、という心理は僕もわかります。その原因を探ってみると
そんなことが考えられますね。ありのまま=今のままですべてOK、ということにとらえるとそう反応してしまうのも無理はないと思います。
こうして考えてみると、まず社会の尺度から自分をとらえて評価することに、自己否定の根っこがあり、そこから自分が幸福を感じられない、ということにつながっているような気がします。
シンプルに幸福を感じられない、というのは、例えば生活習慣などに起因して体の問題からセロトニンが分泌されないとか、そういう側面も多くあると思うので、まず根本として食べ物とか運動とかはめちゃくちゃ大事ですが、
それを超えてもまだ自分を否定してしまうとしたら、根の深い自己肯定感の低さがあるのかもしれませんね。
その原因をたどれば、過去のトラウマや育った環境、成長する過程で経てきた失敗の経験などすべてが積み重なっているのだと思いますが
どんなそれがどんな根深いレベルであれ、どこかで開き直って前に進む以外に抜ける道がない。いやそれが難しいんですよ。。というのはわかりますが、例えばネガティブな思考の反芻なども、物理的な脳の思考パターンが固着化してどうしてもそのシナプスの回路が強くなって同じパターンを繰り返してしまうというようなことでもあります。
運動や、瞑想や、呼吸、また歌うことでもそういったメンタルの問題を改善していくことができると僕は思っていますが、つまりはなにより心が停滞したらなんでもいいから体を動かすこと。
心と体は一体で、現代では何事も脳に偏重しすぎている。幸福を感じるホルモンを生みだすのは脳ではなく腸だったりするように、体を置き去りにして思考ばかりしていても答えも何も出なくて当たりまえ。
ありのまま、ということはある意味で自分の生まれもった世界でたった一つの肉体を肯定するのかもしれないなあと思います。
とまあ、何となくこんなテーマで書き始めたら自分でも予測もつかないところに着地したというブログでございました(笑)