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自分のことをどれだけ見てますか??

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Hiroshi Yoshida

2018-11-04

レッスンで鏡を見るというのは大切ですが、実は僕も長年独学で練習してきて、あまり鏡を見てこなかったことを後悔していて・・

コンプレックスがあるなら、なおさら目をそらすな。

自分の顔が容姿が嫌いという人もいると思いますが、それならなおさら、ステージにたつ人間としてどうやったら魅力的に見えるか、どういうキャラクターを確立できるかを考えながら自分を磨くべき。

現状を知れていないということは、音楽で言えば全く音が聞こえてないのに歌っているのと同じ。自分がどう見えるかまで追求してようやくステージで輝くわけですから、そこを一緒に練習しないのはとっても勿体無いと思います。

ステージングは歌やパフォーマンスと同じくらい大切です。あなたが一生懸命に何かを訴えようとして歌っているのか、ただ自己満足っぽく歌っているのか、そんなことを考えながら 鏡に映る自分の目を見て歌って見てください。

自分のことを好きになれるように。

自分のことが嫌い、という人でもなぜかステージに立って歌いたいという人も多いです。気持ちはわかりますw 結局そういうことも全部自意識というか、自己愛からきている気がします。

何かそれでも自分を認めて欲しい欲求なのか、なんなのかわかりませんが、究極そういう意識を超えて、ただひたすらにその空間に美しい音を響かせるためだけにそこにいる、そんな音楽もののような意識になれたらいいんですが

そういう意識に至るためにも、自分の姿をかえり見つつ歌っていく習慣をつけましょう。今は嫌いでも、それをどうにか好きになれるように努力をしているわけですから、いつか心のそこから、自分を愛せるようになるために。

自己嫌悪さえも味方につけて。

コンプレックスは武器になるという記事を昔書きましたが、劣等感を抱くからこそ、人は他の人より努力できる部分があると思います。

劣等感を持ち続けて、諦めてしまえばもうその後の人生の行動すべてがそのことに引きずられて、何をやるにも自信がもてないみたいになりがちですが

それをきちんと認識して、一ミリでもよくしていこうとしているならば気持ちは前に向いている。それが絶対に大事。

どんな道を選んだって、必ずどこかで同じような壁にぶつかって、そこを超えなければいけない時がくる。

たまたま最初に簡単にできたことを、自分にはこれが向いていると勘違いして続けていったとしても、壁にぶつかったときに超えられるモチベーションがなければ絶対にそこで挫折する。

だったら心のそこから好きだ、これなら一生やり続けられると思えるようなことを一ミリでも進めていく方が希望がもてる。

音楽を、歌を、アートを、そんなライフワークにしていけるようなお手伝いができたらと思っています。