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フロー状態の集中力を維持する方法。

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Hiroshi Yoshida

2021-5-3

人間が幸福を感じるという面でも、フロー状態というすべてを忘れて没頭するような集中力が大切と言われます。

難易度が大切。

フロー状態に入るためには、その問題の難易度がその人にとって難しすぎず、簡単すぎず、というラインにあり続けることが大切、ということが神経学などでも言われているようですね。

確かに、ゲームにはまってしまう心理を考えても、だんだんと難易度が上がっていく課題をクリアしたいと、どんどんのめり込んでしまうパターンがよくあります。

練習で挫折しやすいのはまさにそこで、最初から難易度が高すぎるところを目指してしまうパターンが多い。

特に完璧主義だったり、人目を気にしすぎるばかりに、最初からプロクオリティを目指しすぎて嫌なところばかりがつのって挫折する。

そう考えると、自分が夢中になれている状況、というのを客観的に把握して、なぜ夢中になれないのか?程よいところで問題がクリアできないと次に行きたい!というモチベーションもそがれるんだ、ということを覚えておくといいかもしれません。

一人で練習する人は特に気を付けて。

独りで練習しているとついそういったループに陥りがちですよね。目の前の課題が難しすぎると挫折する。簡単すぎても熱中できない。そもそもやっている意味がわからない。。というようなことにもなりがち。

そして、神経が形成されていく過程を考えると、やみくもにトライしすぎて間違った動きまでインプットしてしまうのは問題。

最初は少し難しいと感じるくらいゆっくりやってみて、それを確実にできてから早くするとか、そういった方法も根気強く試してみると逆に楽しいかもしれません。

早くうまくなりたい気持ちが勝って、やらなくてもよい試行錯誤を繰り返す前に、一度考えてみましょう!!