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音楽活動を前向きに続ける方法。小さな自信を積み上げて。

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Hiroshi Yoshida

2016-01-08

世の中にはいろいろな考え方をする人がいて、”自分はまだまだ全然ダメだ、もっとがんばらないと”という気持ちが前向きなモチベーションになる人もいますが・・

日本人の職人気質みたいなところで、そういう考え方が美徳とされる部分もあるのかもしれませんが、そこを少し真に受けすぎるというか、真面目すぎて、自分はダメだダメだ・・と落ちていってしまい、何をやっても結局自信が持てないような状態になる人がいます。

そういう気持ちでやっても、もがき苦しむだけですし、なによりやっていて楽しくないと思いますので、僕はそういう人には少しの成功、小さな成功を積み上げて自信を持つことをお勧めします。

何もできないと思い込んでいる人でも、何かできるはずです。誰だって何の魅力もないはずはないんです。何かしらの魅力、自信をもてる部分を前向きにとらえて、ポジティブに楽しんで続けることが成功への道。

”やらなきゃいけない”を、”やりたくて仕方がない”に変えよう。

皆さんも経験でわかると思いますが、いやいややってる人より、楽しんでやっている人の方が集中力も吸収力も数倍上なんですよね。

ひたすらストイックに厳しく努力することでも高いレベルへ到達できるかもしれませんが、僕は個人的にそういう人を見ていて、

”ああ、この人はがんばったんだな。”

とは思うんですが、ミスしないように、完璧にやりたい、とかそういう気持ちが見えてしまって、悲壮感のような、だれのためにやっているのかわからないような意思を感じてしまうんです。

僕が思う素晴らしいアーティストは、心から自分の出している音に、パフォーマンスに、いい意味で酔いしれていると思うんです。

僕自身の経験からもいえるんですが、いい歌を歌っている時は本人が一番気持ちいいんです。だからその気持ちよさが人に伝わるんです。

頑張って伝えよう伝えようとしている意思は伝わります。それはいいと思うんですが、完璧に、うまく歌おうとか思っている意思には、見る人の価値観にもよるかもしれませんが、僕はあまり惹きつけられるものがありません。

音楽は戦いではありません。時に競争と思える場面もあるかもしれませんが、それを意識した時点できっとあなたは負けるでしょう。ひたすらいいものを作る。自分が心から感動できるものを作る。聞いた人の心に響くものをつくる。それだけです。

そう考えたら、他人と比べて自信をなくすことなんてないはずですよ。

なんだか前向きに夢を描けないな・・それはメンタルだけでなく、体の問題かも。

人生を変えたいなら、”意識”の前に”体”を変えろ。

東京で一人暮らしなんてしてると気がつかないうちに生活習慣が悪くなってメンタルに影響を及ぼしてることが良くあります。そういう基礎を見直してみたら、些細な失敗もなんてことないと思えるようになりますよ。