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輪状甲状筋、後輪状披裂筋。ミックスボイスのために開発したいこれらの筋肉。

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Hiroshi Yoshida

2015-12-09

さて今回はなんだか漢字が多くて嫌になりそうなタイトル。 僕もボイトレについていろいろ調べるのは好きですが、筋肉の名前が出てくると漢字が多くて読む気が失せます(笑)

さて今回はなんだか漢字が多くて嫌になりそうなタイトル。
僕もボイトレについていろいろ調べるのは好きですが、筋肉の名前が出てくると漢字が多くて読む気が失せます(笑)

そんなあなたでも、とりあえず意識して開発したい筋肉を二つあげたいと思います。

輪状甲状筋、後輪状披裂筋の位置を把握して、なんとなく意識してみよう。

細かい声帯の構造を説明していくとまたうんざりしてしまうかもしれないので、ざっくりと説明すると、輪状甲状筋という筋肉と後輪状披裂筋という筋肉を意識して開発すると、ミックスボイスが出しやすくなります。

意識の方向としては、高い声を出す時には輪状甲状筋を縮める、後輪状披裂筋で声帯を引っ張るというイメージです。

それぞれの細かい動き方に興味がある人はネットでこれらの筋肉を検索してみるといろいろ出てくると思うので参考にしてください。構造をちゃんと理解するとなるほどーと思いますよ。

ただ、こういう筋肉の図やらを眺めても、じゃあ実際どうしたらいいの?となると思いますので、これらの筋肉を開発するために僕がやってきたのは、とにかく 首の後ろに引っ張るように声を出す、ということです。

ちょっと雑な絵で申し訳ないですが、イメージだけ伝えるとしたらそんな感じです。おそらく、これだという感覚はなかなか掴めないと思いますが、それは例えて言うなら、小指とかってあんまり日常で使わないので器用に動かせませんよね??でも楽器とか練習していくと、小指もだんだん神経が開発されて動くようになり、さらに筋肉も鍛えられていきます。そうなると自由自在に動かすことも可能になるんです。

輪状甲状筋、後輪状披裂筋をうまく使えるようになれば、喉を上に引き上げる筋肉をつかって無理に高い声をだしたりする必要もありません。いわゆるハイラリンクスも改善でき、楽に、無駄な筋肉を使わず高音を出すことができます。これらの記事も参考にしてみてくださいね。

喉が上がって苦しい…多くの人が悩むハイラリンクスを治す方法。

歌うときは、喉の脱力が大切ですが・・

スポーツと同じで、感覚は自分で掴んでもらうしかないですが、 裏声を練習して強くすることによってもこれらの筋肉は発達します。そういうところからだんだんとミックスボイスを見つけていきましょうね。

LIVEARTISTのレッスンで一緒に練習することで、自分の声の可能性をもっと広げていきましょう。お気軽に 体験レッスンへ!