ボイトレ、という言葉が一般に定着したのは割と最近なような気がしているのですが、そういう練習をしなくても昔から良い歌手はいたわけで。
相対音感しか持たない僕にとっては、周波数そのものが意味を持っているというような感覚はないのですが、人によっては音やキーが特別な色に見えたりするようで。
高校時代の物理の先生が退職される時に、自然界でもっとも好きな現象は共鳴だ、というスピーチをしていたのを今でも鮮明に覚えているのですが、まさに音楽というのはあらゆる意味での共鳴なのではないかという気もしていて。
曲のキーを決める時に、どんな設定にするか?若いうちは高めでも、だんだん下げないと歌えなくなるパターンもよくあるし、発声の問題もあるけど、最終的に判断する基準は。
先日動画を見ていたら、歌う時口を開きなさい、と指導されるのはクラシック系のボイトレにありがちな指導で、ポップスはそんなことはない、という解説をしている先生がいて、どうかなあと思ったので僕の思うところを再確認してみました。