この世の全ては散りゆく運命にある。
僕が昨年どハマりしたこの本
この衝撃的なタイトルから手にとったんですが、あらゆる考え方が揺らぐような物でした。やっぱりちょっと難しいところもありますが、なんとなくでも十分楽しめるし、割とわかりやすく物理学の最先端の考え方を解説してあるのでおすすめです。
この考え方が正しいか正しくないかは別として、時間というものに対する捉え方、時間=人生ですから、どういうふうに時間を使うか?ということがそれからずっとテーマになっています。
一つ、当たり前だけど忘れがちなこと、それはタイトルにもした通り、日々繰り返していることこそがあなた自身であり、もっと言えばこの世の物質、存在として認識できるものは何かしらの動きを繰り返しているものだけだと言えると思います。
それはわかりやすくいうと、習慣的にやっている行動、何かに対する反応の仕方、パフォーマンス、それがあなたのパーソナリティであり、他人が自分を認識する印になる。
もっと言えば、あなたの細胞は日々生まれ変わっていくけども、なぜまた同じような容姿に作られていくかというとそれはDNAにその情報が刻まれているから。ほぼ同じあなたの肉体を再生産して、あなたという存在を保っているわけですね。
ここから考えるに、淡々と同じことを繰り返すということこそが存在の証明であり、その人間のアイデンティティで、それ以外のことはほとんど他人に伝わることがないと思うわけです。
この世に存在する、生きているぞー!と認識してもらうためには、つまり生き続けなければいけないし、今日と明日で全く別人の顔になったり別の生き物になっていたら存在していないのと同じだし。
でも注意しなければいけないのは、これは繰り返した方が幸福に存在できる、というわけではなく、繰り返さないと他者や物理的な意味での外部に存在している何かに影響を与えるのは難しいということですよね。
だからそれが幸せかどうかは別として、例えば人に認められたいならば繰り返さなければ認められない。そして影響も及ぼせない。
至極当たり前の事実ではあるけど、うーん物理学的にもやっぱりそうなんだろうなーと、思った次第でした。