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自然の中で得るインスピレーション。

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Hiroshi Yoshida

2021-4-29

最近はキャンプも流行っているので、自然と触れ合うことの大切さ、健康への影響が再認識されつつある気がしますが、それ以上の何かがあるという話。

自然の摂理の中で、自然の法則を知る。

太古の昔から、偉大な思想家は自然の摂理の中から何か普遍的な法則を見出してきたわけですが、現代では人間の生み出した情報が多すぎて、その中に埋もれるだけで人生を終えているような人がいるのかもしれません。

常識や価値観、生活習慣まで、現代ではほとんどの「お金になりそうな領域」には人の手が入っていると思っていて、わかりやすいところでいえば水ですら今ではお金を出して買うのが当たり前、という常識がまかり通っています。

そもそもをたどれば、人間が自然を克服してきたことによって現代の生活があるわけですから、当たり前の方向性なのかもしれません。農耕ですら、人間の意図による自然の利用、ある意味では破壊、コントロールの試みであるわけなので、現代社会はすべて人智によるコントロールの果てなのかもしれません。

しかし、資本主義経済というルールがピークにまで発展した現代においてまた自然に帰ろうとする動きがあるのは面白くて、やはり人間はどこまで行っても大きな自然の一部、そこにゼロベースの普遍の真理があって、そこからまだまだ何かを学ぶことができるし、なぜだか体ももとに戻っていくように整う。

自然の中にいるとふと、仕事でのインスピレーションが湧く、という人も多いとか。それはおそらく自然の摂理が、人間の脳か体かわからないけど、そういうところに直接影響して、「あるべき姿」というのを直観的に教えてくれるからではないかと思ったりします。

そんなわけで、自然は良いですね!というシンプルな話でした。