Hiroshi Yoshida
2021-5-12
長らく音楽を続け、色々な楽器や機材を使ってきた僕に限らず、クリエイターあるあるな事例として、新しい機材をどんどん試したくなるループに陥るというのがありまして。。
ことあるごとに新製品が欲しくなるというのはだれでもあることだと思いますが、ミュージシャンとくにプロデューサー系の人の機材愛というのはまさに沼。
僕が知りうる限りでは、活躍しているプロデューサーで機材や楽器をほとんど持たないという人の方が稀だとおもっています。ある意味、あらゆる楽器やテクノロジーに興味をもち、その時代に合ったやりかたで最適な方法を見出していくのが仕事であるので、当然なのかもしれませんね。
といいつつ、定期的に楽器屋に行っては何か買って試して売るみたいなことを繰り返す自分みたいな人の行動を客観的に見ると、無駄にしかみえないのだとおもいますが。。
アイデアが浮かんだらそれを家で試してみるまで気持ちが収まらないので、やれるまでそのことばかりが頭をめぐってしまう。ある種の強迫観念、病気とでもいうべきか。。。でもいろいろなものをなげうって、時にいろいろなものを犠牲にしつつも、その選択をしてしまうという態度こそがアーティストw
と自分に言い聞かせつつ、いや何度も同じことを繰り返しながら、少しづつそれが仕事になって還元されてきている。。。ような気はしてますので、きっとすべては投資なのだと思うし、何より楽しいんですよね。。
そういう気質の方はきっとアーティストに向いているし、むしろアーティストにしかなれない?のかもしれません。