何者かにならなきゃいけないという呪縛。

音楽を志す人だけでなく、あらゆる生き方で生きている人にとって、この"何者かにならなきゃいけないの?問題"というのはずっと追いかけてくる社会からの強迫観念。

歌をやってます、というと、プロ目指してるの?どんなところでやってるの?という目で見られ、こんな演奏の仕事をしてる、こんなアーティストの作曲をしていると言えば世間の目は尊敬に変わるけど

そうでなければなんだか蔑まれたような見方をされたり。そうやって次第に自信も目的も見失っていくような人も多いです。

LIVEARTISTはプロアマなんて関係なく、生涯をかけてアート、特に音楽と向き合っていく人たちが音楽を続けていきやすい環境を提供することが重大なミッションだと思っているのですが

そういう、ライフワークとしてのアート、音楽に取り組む人たちが当たり前にたくさんいる世の中になれば、この言いようのない生きづらさを多くの人が抱えた時代に希望を見いだせる人たちが増えるのではないか?

なんていうとちょっと大げさですが、そんな理想を持っています。

だからこそ、日々のレッスンで、プロ志向だろうが、究極の趣味だろうが、熱意を持って取り組まれている人たちが生きがいを見いだせるような時間をつくりたいと思っている。

何かになる、結果を出す、ということも一つのゴールではあるけれど、それも結局通過点でしかなくて、僕ごときでも何かを成し遂げた人、として見ていただける機会があるけど、もっともっと上の人たちがたくさんいるので本当に自分のことなんてまだまだ大したことないと思う日々。

結局、僕自身もまだ何者にもなれていないし、その呪縛のようなものはずっとあるわけです。

だからつまり、目指すべきはそこじゃない。何かになるとか、結果を出すとかじゃない、ということを感じる瞬間、それが音楽に心から感動している瞬間なのかなと。

規模の大小を問わず、そういう瞬間が幾度もあったから音楽を続けてこられたんだなあと思うことが最近あります。そんな風に、素晴らしい、心から感動できる瞬間だけ追い求めて生きていけたらいいなあとか思う今日この頃です!!!