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自分をPRするためにSNSにはどんなことを書いたらいい?

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Hiroshi Yoshida

2017-02-01

SNSが日常化している時代ですから、アーティストもPRのためにSNSを使うのが当たり前。でもどんなことを書いたら効果的に自分のことを知ってもらえるのでしょうか?僕なりに思うことをいろいろとまとめてみました。

基本中の基本”人の気持ちになって考える。”

はい、いきなり当たり前すぎることですねw でも人によってはSNSがパーソナルな感情のはけ口でもあったりするので、人の気持ちになって考える、という意識が低くなるのもわかります。

でも、アーティストとして自分をPRする上では、あくまでSNSは自分を伝えるためのツールである、という意識をしておいたほうがいいと思います。

僕が思う、アーティストの情報発信の切り口はこの3つ。

①ポジティブなエネルギーを発信する。

これはずっと言い続けていることですが、前向きに、 ひたむきに頑張っている姿というのは万国共通で人の心を動かすし、共感を生みます。

頑張ってる人を笑う人はどこにでもいますが、あなたが本当に頑張ってればいつかそれをひっくり返せる日がきます。

誰かをディスって話題にしようというような炎上文化もネットにはありますが、アーティストの性質上それは馴染まないことが多い。誰かを批判する暇があったら、自分のパフォーマンスをひたむきに磨いているほうがイメージがいいのは当然でしょう。

そういう意味では、下手でも自分が練習している姿を配信し続けるとか、そういうのも最近よく見かけますし、応援したくなるのでありだと思いますよ。

②”自分の言葉”で発信する。

自分が経験してきたこと、つらかったこと、嫌だったこと、ネガティブだったけどポジティブに生きようと自分を変えてきたこと、そういう 自分だけのドラマというのは、確実に心を打ちます。

なぜなら、誰もが同じような経験をしてきているけど、はずかしさもあってあえて口にはしない部分だから。歌だったらいろんなことを吐き出せるのと一緒です。

そして何より、そうやって自分を変革して成功を掴んでいくというのはみんなに希望を与えますよね。

だから、誰かの受け売りみたいな言葉じゃなくて、自分の経験から、自分の言葉で、本音を語ってみてください。 薄っぺらい作り話はすぐに嘘だとバレてしまいます。

③人が興味を持ちそうなことを発信する。

今日こんなことしたー!楽しかったー!というだけの発信でも、自分に興味をもってくれているファンがたくさんいるなら、ファンとの接点が増えていいでしょう。

でも、少しでも多くの人に自分の存在を知ってもらう段階からのスタートだとしたら、例えばどこかに行ったということを、それなりに文章としてまとめて、その場所のレビューみたいにしてしまえば、その後も検索流入が見込めます。

音楽が好きなら、好きなアーティストを紹介する文章をちょっと添えて動画をいろいろ貼ってみたり、そのアーティストにまつわる面白いエピソードを紹介してみたり、読んで面白いと思えるようなものにしてアップするだけで、その記事自体の価値が上がりますよね。

あくまで、 それも自分なりの視点で、自分の言葉で言うことで、自分という人間がどんなものに興味を持って、どんなことを考えているのか、そこに共感してもらえる可能性もあります。

自分と似たような趣味の人のブログがたまたま検索にひっかかって、その人がシンガーだったら歌も聴いてみたいなってなりますよね?

もちろんやり方次第ですが、こういうPRの仕方はとても可能性があると思います。

メディアそれぞれの、検索のされ方をいろいろ考えて、そこから逆算してタイトルなど考えるのも大切。

グーグルの検索にかかるように考えるなら、タイトルに検索されそうな言葉を入れるのが大切だし、インスタだったらタグ付けが大切。

話題になりそうな新製品を買ったらレビューしてみるとか、話題のカフェに行ってみた記事とか、話題の新曲を歌ってみたとか・・いろいろな話題に乗っかっていくのも面白いですよね。

もちろん、やりすぎると何がしたいの??ってなりますがwでも、そういうやり方もこれからどんどん増えていくような気がします。

アーティスト性にもよりますが、タレント的にこの人が好き!と思われたらいいわけで。

いかに自分のことを知らない人に知ってもらって、自分の世界に引き込むか?ということを考えて、最終的にはこの人に会ってみたい!ライブに行きたい!というところまで持っていけたら何でもありだと思いますよ。