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歌をもっと理解したいなら、楽器もマスターしてみたら??

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Hiroshi Yoshida

2015-11-03

歌うことを始めたばかりでも、上級者のあなたも 歌うなら、楽器もやってみたらどうですか??という話。

歌うことを始めたばかりでも、上級者のあなたも
歌うなら、楽器もやってみたらどうですか??という話。

歌を歌うだけでも十分楽しいけど、もしオリジナル曲を作りたいという願望があるなら、楽器も練習してみることをお勧めします。その理由としては

①音楽理論がわかるようになる。

音楽ができている仕組みを知ることで、結構世の中の曲がワンパターンだったり、逆にポップスでもありえないくらい高度な技巧が込められていることに気がついたり、音楽への理解度が深まります。

②一緒に演奏してくれるバンドとコミュニケーションがとりやすい。

ボーカルの人はとても抽象的に、ここはもっといなたい感じで!とか、オサレな感じがいい!とか指示を出す傾向がありますが、楽器が弾けるとより具体的に、”ここは7度の音ひかないで”とか”9度の音を入れてみよう”とか、その音が和音の中でどういう効果をもたらすかわかった上で指示が出せます。

③メロディ、ハーモニー、リズムに対する捉え方が変わる。

僕は楽器を通して、少し客観的に自分の歌を捉えられるようになったような気がします。というのも、 歌だけ歌っていると歌だけに集中して独自の世界に入りがちですが、伴奏も一緒にやっているとその二つのバランスという意識が入ってくるので、自然と歌以外の周りの音に対する捉え方の意識が変わるような気がするんです。一歩引いいたところからみれるというか。

特に僕はリズムに関する感覚をギターから学んだなと思っています。楽器だと、クリック(メトロノーム)にだけ合わせて、その上で自分のフレーズをグルーヴさせるという練習をしたりするけど、歌ってあんまりやらないですよね?

でも僕はギターでそういう練習をしたからこそ、ギターが軸になって自分の歌のグルーヴとかも意識的にコントロールできるようになったかな?と思います。

というわけで、少し高度な話だったかもしれないけど
単純に楽器は楽しいし、弾き語りできるようになれば一人でも音楽が成り立つので、また奥深く楽しい世界が広がっていますよ。
どんな楽器がいいか?と問われたら普及度合からいうとやっぱりギターかピアノになるかなと思いますが、また改めてその辺書いていこうと思います。

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