目的のない空虚な練習ほど意味のないものはない。

趣味のために、自己満足のために、いろんなことをできるようになりたい!というのは趣味なら良いと思うし、素晴らしいことですね。

しかし何かになりたい、何かを成し遂げたいと思う人にとって、自己満足だけでは物足りないと思うのは当然。やはり人に評価される喜び、それによってさらに良いものにしたい、期待に応えたいという気持ちも上がってくる。

世の中で成功しているといわれる人は必ずそういう循環の中に乗っている人だといえると思います。つまり、期待されて、それに応えたい、だからもっと頑張るというループ。

もちろんそれをプレッシャーと感じてしまう人もいるでしょうけども、それはむしろありがたいことなんですよね。誰からも期待もされず本気で続けるということの難しさと比べれば。

そんな意味で、僕はいつも、漠然とうまくなりたいというだけでなく、何かどこかで人に聞いてもらう機会を先に作った方がいいということを力説しています。

もちろんそこで誰かに評価されるかどうかはわからないし、ひょっとしたら大失敗に終わるかもしれない。そしたら心の傷になって立ち上がれないかもしれない。

でも、いつかどこかでそんな壁を越えなければ絶対に先には進めない。だったら早い方がいいし、なるべくたくさん壁に当たっておいた方がいい。

そうこうしているうちに、どこかで自分でも、ここならいけるかも!という場所に出会うことになるんですよね。つまり、そこが自分の求められる場所、やり方、スタイルだったりするんだと思うんです。

そこで自分でも受け入れられているという実感を得ることができて、初めて本当のやる気スイッチが入る。求められていることを頑張るという良い循環が見えてくるんです。

だから、やみくもにやるというよりは、そういう場所を見つけるためのチャレンジをどんどんしていくことが大切。そうすれば自然に、自分の成功のパターンが見つかって、努力を努力と思わないような正の連鎖が始まっていくのではないかと思います。