Hiroshi Yoshida
2015-12-28
練習というと、つまらないもの、というイメージもあるかと思いますが、その代表格があらゆる基礎練習。
練習というと、つまらないもの、というイメージもあるかと思いますが、その代表格があらゆる基礎練習。そんな基礎練習も楽しくクリアしていくためのアイデアを。
ピアノで言えばハノンとか・・
ギターだとメジャースケールとか・・
ボイトレならスケールの発声とか・・
こういう練習って、効果が見えにくいのでなかなか続ける気にならないという人も多いんじゃないでしょうか。
そんなあなたに、こういうつまらない練習を面白くするヒント。
これ、当然なんですが、普通にやるだけでは面白くないものも、最初慣れるまではとても面倒なメトロノームに合わせて練習しているうちにリズムの感覚が身についてきて、ただやってるだけでも気持ち良くなってきます。
音を均一に保ってみたり、はたまたどこかの拍だけ強調してみたり。それをいかにぴたっと揃えるか、そうすることで楽器の癖までわかってきたりします。
これもあくまで、きちんと弾けた上でテンポアップしないと意味がないんですが、ずっと弾いていると体がそのリズムを覚えてどう転んでもリズムに乗っていられるような状態になれると思います。そうなったらテンポを上げてみましょう。指の感覚も力を入れずにどんどん速く弾けるようになりますよ。
上達するということは、あなたの中での良い音、良いリズムの基準が上がっていくということ。その水準を上げていくためには、自分の音をより厳しく聞いていく練習が必要です。基礎練習は感情でどうのこうのの問題ではないので、あなたの出す音の安定度、心地よさ、がダイレクトに出ます。そういう意味で 基礎練習はあなたのパフォーマンスを測るモノサシのようなものなんです。
バカにせずに楽しんでやれるようになったら、もっといい音で、もっと自分のプレイが気持ち良く、感動できるものになることを実感できるようになりますよ。