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歌は愛を生み出す。愛情ホルモン”オキシトシン”の効果。

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Hiroshi Yoshida

2016-04-28

主に、母親が赤ちゃんを育てる際に大切な働きをするホルモン、別名”愛情ホルモン”オキシトシン。実は、音楽を聴いたり、みんなで歌を歌うことでもこのホルモンが出るということです。

音楽は、いつでもどこでも愛に満ち溢れているべき。

こちらの記事にオキシトシンの概要などが載っていますが

オキシトシンとは?

心が安らぐ音楽を聴くこと、みんなで歌を歌うことがオキシトシンのレベルを上げるということです。以前のセロトニンの効果と同じく、音楽が幸せをもたらす理由が確かにあるということですね。

逆に言えば、いい音楽を聞いて、オキシトシンが分泌されると、そのアーティストに愛の感情を抱いてしまうということも言えると思います。そういう経験みなさんありますよね?

でも、母親が無条件に自分の子供を守るために、ある意味、”溺愛”するホルモンですから、こうった負の側面があるようです。

「愛情ホルモン」オキシトシンのダークサイド|WIRED.jp

要は、自分の愛したものを守るためなら善悪関係なくなんだってする、という状態になってしまう危険性があるということですね。

つい、自分の好きなアーティスト、好きなジャンル以外の音楽を批判したりしてしまうことも、こういう精神とつながっているのかもしれませんね。気をつけたいところです。

しかし、ビートルズやスティーブジョブスも習慣にしていたという瞑想も、オキシトシンを生み出す上で効果があって、瞑想を通して、愛する対象を広げることができるのではないかと言われています。

瞑想とオキシトシンの関係。

分け隔てなくすべてのものを愛する、見返りを求めない無償の愛というのも、瞑想とオキシトシンの効果で、この宇宙のすべてを愛することができる、ということでしょうか?

音楽をたくさんの人と共有できると、”みんな愛してるよ!”と叫びたくなるのは嘘じゃない。

というわけで、音楽は確かに愛情を生み出すんですね。

すべての人々が心動かされるような素晴らしい音楽があれば、それによって人々が争うことをやめるということも十分ありうるということですね。

何がかっこいい、何が流行っているというようなことは常にいろいろありますが、ただ純粋な気持ちでたくさんの人に愛される音楽を生み出したい、という気持ちは大切だと思います。