Hiroshi Yoshida
2016-02-27
前回書いた記事
こちらの続編、地声と裏声を分離させたら、つなげようということで、そこがミックスボイスの究極的な目的になるわけですね。
ボーカルのテクニックにおいて、一番難易度が高いのは地声と裏声をつなぐこと。
実は、歌の中でよくある、普通の地声の音域から一瞬裏声の高い音にいって戻って来る、というのは割と簡単なのですが、 同じ音で裏声から地声に変えてまた裏声に戻す、というようなテクニックが一番難易度の高い練習になります。
音域が狭くなるほど、裏声と地声を切り替えるのは難しくなるんですね。
前回も紹介したこの動画の9:30くらいから説明している、
という練習方法、小さい裏声から同じ音で大きな地声に移り、また小さい裏声に戻す、という練習は、とても難しいんですが、きれいに裏声と地声を繋いでいくテクニックを身につける上でとても有効です。慎重に、換声点でちょっとでも裏返ったりしないように練習しましょう。
ぱっと聞き、こんなのできそうと思うかもしれませんが、これ本当に難しいですよw 集中して、一切換声点ショックが起こらないようにやってみましょうね。
これが自在にできるようになれば、ミックスボイスを自由に操るための土台ができたと言えるのではないでしょうか?