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天才の始まりはここから!胎教に音楽が良いとされる本当の理由。

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Hiroshi Yoshida

2016-08-19

女性が妊娠中に音楽を聴くことが胎教に良いとされることはみなさんご存知ですね?

しかし勘違いされている方とても多いのが真実。

皆さんは、音楽を流してお腹の赤ちゃんに聴かせれば良いだけと思ってはいませんか?

【えっ!お腹の赤ちゃんに届いていないの!?胎教音楽】

「今日はモーツァルトが良いかしら」

「たまにはサンバ系も明るくなっていいわね」

「ううん!やっぱノリの良い曲と言えばゴールデンボンバー!」

「♪女々しくて!女々しくて!女々しくて!」

「♪つぃ・らぁ・い・よぉ~ぅぉおお!!!」(今じゃ懐かしくなるあのジャンプ)

お母さん。

ノリノリのところ申し訳ありませんが、実はお腹の赤ちゃんには聴こえていません(!!)

赤ちゃんは、お腹の外の音は聞こえていないという驚きの事実があるのです。

聴こえるのはただ一つだけ、母親の歌声だけだそう。

有名なところでいくとモーツァルトの曲は「1/fゆらぎ」が多く含まれ、胎教に良いとされCDでもよく見かけることがあります。

「1/fゆらぎ」とは人間の聴覚では聴き取ることができない周波数の揺れのこと。

例えば「そよ風の音」「川のせせらぎ」「炎のゆらめき」「星の瞬き」などの自然界から放たれる音、心拍もその一つです。

それらを聴くことで母親がいかにリラックスして「アルファ波」を出せるかといったことが胎児にとっては大切といえます。

クラシックが苦手な人もいるでしょうし、「1/fゆらぎ」が含まれる曲でなくても構いません。

自分の好きな曲を聴く

安静(リラックス状態にする)

アルファ波を出す

そうすることでお腹の赤ちゃんにも気持ちが伝わり脳を刺激していくのです。

つまり、一般的に胎教に良いとされている音楽イコール「素晴らしい胎教」ではなく、

“ママのリラックス”イコール『豊かな胎教』となるわけです。

【妊娠中だからこそ歌を歌うべきだった!】

好きな音楽を聴いてアルファ波を出すこともよいと思いますが、私がぜひみなさんに実践してもらいたいことは「歌を歌うこと」です。

大きな声を出さなくても鼻歌でも胎児には母親の声はアルファ波として伝わります。

また歌を歌うことで気分を高揚させ、妊娠中に多い憂鬱な気分を消し飛ばすこともできます。

カラオケで歌うのもよし!コーラスグループに入って歌うものよし!とにかく、妊娠中は自分の好きな歌を歌うことです。

アルファ波を出して脳を刺激する!これこそ天才児を産み出す方法!と私は思っています。

効果的な時期は脳細胞が増加していく妊娠4か月~生後6か月までの間です。

この間に適切な刺激を脳に与えなければ健全な発達がされないともいわれています。

あまり過敏になることはありませんが、いかに母親が妊娠生活を楽しく過ごせるか…といったことにあるようですね。