本当のステージ力、それは”場数”でしか磨かれない。

マイケルジャクソン、スティービーワンダー、ブルーノマーズ、美空ひばり・・歴史に残るようなスーパースターは、どうして他のアーティストと圧倒的に違うパフォーマンスができるのか?みんなに共通しているのは。

小さい頃から日常的にステージに立っている人のパフォーマンススキルは全然違う。

先に挙げたようなスーパースター達は、全員かなり小さいころからステージに立ち続けていました。回数にして普通のアーティストと何百回も違うんですから、それはもう普通の人と何周も差がついていて当然ですよね。

それを才能の違いだ、で片付けるのは簡単ですが、今からでも少しでも近づく方法、それがとにかく場数を踏むこと、だと思うんです。

自分が家やスタジオで練習してきたことをただ披露する、それも大切ですが、ステージに立たないと出てこないエネルギーというのは確かにあります。

それは緊張感だったり、周りの目線、期待、歓声があるからこそ、なんとか良いものにしたい!という気持ちが出てきたりします。

ライブになると、リハより音量がちょっと上がる、というのは、少し経験している人ならわかるはず。プロでも普通にあるんですよw

緊張感のせいもあるし、本番はやっぱり、お客さんの声援でテンションが上がってしまう。やってやろう、という気持ちになる。それって音楽の本質だと思うんです。

お祭りで、みんなの精神状態が高揚していく。声を出し合う、踊る、そんな文化ってどんな国にでもありますよね。その中に必ずなんらかの音楽があって、それを共有して高みに上っていく。それは、一人でひたすら家で音楽を作っているだけでは体験できないことです。

そういう精神状態を経験しないまま、ひたすら自分のパーフォマンスだけ追求してても正解が見えなくなって当然。

もちろん、間違えないように体に叩き込む練習しておく必要はあります。どんなに緊張しても、高揚しても、次なんだっけ?ってならないように。

僕も散々練習していっても、本番は緊張やいろいろな感情が出てきて、練習していたときと全然プレイしている感覚が違ってしまうこともあります。でも、よかったよー!と思いの外好印象だったり。

どんなステージに立っても同じようにいいパフォーマンスをするためには、やっぱり場数を踏んでいくしかないんですね。

若いうちは、立てるステージには全部立て!

僕は以前、そんなスタンスで呼ばれたライブには全部出ていました。メリットとか、ジャンルが違うんじゃないかとか、会場に合わないんじゃないかとか一切考えずに。

それは本当に良かったと思います。不安になることもたくさんあるけど、やってみるとどこでも結局同じ。お客さんがいて、こちらがきちんとパフォーマンスすればいいライブにすることはどこでも可能だと思います。

もしプロになろうと思っていて、何かお金のリスクがないイベントに誘われて出ないのは勿体無い。少しでもチャンスを広げるために得に最初は何でもかんでも出たらいいんです。

仕事を選んだり、露出をセーブしていくのはよっぽど売れてからで十分。どんな場所でも、あなたさえしっかりしたパフォーマンスをしていれば悪い方向には絶対にいかないですから。

どんどんいろいろなステージに立ってみてくださいね!

この記事を書いた人

吉田 博
吉田 博
2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ"Dear Bride"、"Esperanza"、"beloved"他多数作曲(共作)、AKB48"M.T.に捧ぐ"作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX"ダイジョーブ"作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。LIVEARTIST代表。

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