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ライバルの存在があなたに火をつける。

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Hiroshi Yoshida

2015-12-12

昨日の投稿で、いろんな人と出会って意見をもらうということが大切ということを書きましたが、その続編のような内容。

やはり、若いうちというのは自意識も競争意識も高くて、誰かのパフォーマンスや楽曲に対して、あんなの自分の方がいいに決まってる!とか、たいして良くないとか思いがちですよね。

大人になると次第に、それぞれの人にそれぞれの努力があって、いろんな考え方があるということを認めて自然とリスペクトできるようになるものですが、若い頃は逆に、あんなのに負けたくない!とかいうライバル意識が行動の原動力になったりします。

そんなライバルに出会えることは、とても貴重なことです。音楽の歴史を見てみても、同時期に優秀なミュージシャンが多数出てきたりすることがあるのですが、それはその時代のミュージシャン同士がライバル意識をもって技を磨いていたので、自然にみんなのレベルが上がっていったのだと思います。

今ではネットを探せばいろんなアーティストを簡単に見つけることができますので、同世代のライバルも見つけやすいですが、 やっぱり実際にライブ会場で対バンになったり、同じようなジャンルで活動しているアーティストに出会うとますますあなたを刺激するでしょう。

実際僕も、バンドでライブ活動しはじめたころに、対バンで出ていたその日のトリのバンドが同世代で、スキルは自分たちとは比べものにならないほど凄かったのですが、なんだか自分たちが見下されているような気がして(今考えればおそらく本人たちはそんなこと気にしてすらいなかったとおもますがw)その日から絶対にあいつらに負けない!と誓って練習したのを覚えています。

ただ、ライバル心を抱く上で注意したいのは、 ひがみ根性から裏でディスったり、悪口をいったりするとあまりあなたの印象が良くないのでそれはやめたほうがいいということ。自分よりすぐれている部分は素直に認めて、評価したほうが信頼もされます。

学生時代だったら同じ趣味を持つ学校の友達なんかも刺激になるはずです。その友達の価値観にもだいぶ影響を受けるでしょう。そういうつながりを大切に、切磋琢磨して成長していけたらベストですね。