Hiroshi Yoshida
2016-03-31
アーティストというのは本当に不思議な職業で、ただ遊んでいるだけのことが大金を生み出したりする世界です。いわゆる一般の常識から外れた道を行くのですから、成功してないと世間の風当たりは冷たいもの。そんなリスクを覚悟で生きるなら、思い切って振り切ったことを世に放っていく方が面白いんでは?
こちらの記事をみて共感したんですが
本当そうだよなーと思います。 一歩まちがえたら批判を浴びるような本音にこそ人の心に刺さるものがある。みんなの空気を読んでなんとなく正しそうなところに合わせるんではなく、自分の直感を信じて言い切る。そういうところが共感を生むこともあれば、誤解されて批判されることもある。ということでしょうか。
アーティストって、そういう意味で、生き方からすでにリスクでしかないので、思い切って思ったことをどんどん発信していくべきですよね。
とはいえ、僕がたくさんのアーティストの卵をみていく中で、ほとんどの人がこの壁を越えられてないと思います。何かを表現して生きていくということは、絶対になんらかの批判も受けること。でも、世の中に発信せずにいたら、共感も何も得られない。
僕も未だに越えきれない部分があるんですが、今まで何かそういう壁を越えられたな、と思う瞬間は必ずいい方向に成長できてきた気がしています。
時に間違ったことしてしまってもいい。間違ったら、間違ってましたと素直に認めればだれも気にしません。
そこの壁さえ越えられたら、アーティストにとってプラスになることしかないんですから。
アーティストはむしろ、本音を言っていかなければ誰からの共感も得られない。心の奥底にある全てを素直に吐き出して、それが誰かの生きる力になるならば、こんなに楽で、自然で、楽しい仕事はないはずですよね。