シンガーが楽器を始めるなら・・ピアノ?ギター?


僕は中学校からなんとなくギターを始めて、ピアノはうちの姉が習っていたのもあって、音楽に興味をもった同じ時期くらいから実家でたまに遊びで弾いてたりしました。

ギターでは最初に幾つかのコードを覚えて歌っていましたが、ピアノではコードという概念があまりわかっていなかったので、ビートルズの”Let it be”を譜面と格闘しながら練習したのを覚えています。

人前で披露するほどちゃんと弾ける必要はないけど、作曲できたらいいな、と思うならピアノがオススメ。

ピアノは簡単に言えば、鍵盤をたたくだけで音がでますが、ギターは弦を押さえることと、弦をひっかくことを同時にしなければいけません。どちらかというと弾きこなせるようになるまでのハードルはギターのほうが高いと思います。

最近はDTMなどもあるので、ピアノでそれなりに理論などが理解できれば作曲できますよ。

そういうことを踏まえて、それぞれの利点などをいくつか。

①ギターはリズムを出しやすいが、押さえられるコードのバリエーションは少ない。その代わりチョーキングやビブラート、スライドなど、表現方法が多彩。ただ音を出すだけならピアノの方が簡単か?

②ピアノは音を把握しやすく、たくさん押さえやすいので、もし将来的に楽曲のアレンジなどもやりたいとか、オーケストラのような音楽にもチャレンジしたいというようならピアノが弾けた方がいいで。

③ギターは持ち運びしやすいが、ピアノはデジタルピアノ系のもの以外は難しい。重いものが多い。逆にいうと、ギターはほぼ自分のものを持ち歩かなければいけないが、ピアノは現場にあるものを借りれる場合、手ぶらでも大丈夫なことも?

個人的な感覚だと、ギターだとリズムが出せるのでアップテンポなのも作りやすいですが、ピアノだとなれるまではバラードっぽい曲ばかり浮かんでしまうような気がします。まあそこは、脳内で変換できるようになるまでの慣れの部分ですが。

あとギターは弦を替えたり、メンテナンス的な部分も必要ですね。ピアノも本物なら調律などとてもお金がかかりますが、最近はほぼデジタルが多いと思いますので、その辺も楽ですかね。

ただやっぱり、アコースティックの本物のピアノに触れて欲しいなとは思います。豊かな鳴りから得られるインスピレーションはやっぱり違うものになるのではないでしょうか?

アーティストのイメージ的にも、どうしてもピアノは座っている感じになるのでアクティブなイメージにはなりづらかったりしますね。その辺も自分と合った方を選んでみてください。

ステージで弾くつもりがなくても、楽器は音楽の理解を深めるのにとてもいいので、オススメしますよ。

この記事を書いた人

吉田 博
吉田 博

2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ”Dear Bride”、”Esperanza”、”beloved”他多数作曲(共作)、AKB48″M.T.に捧ぐ”作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX”ダイジョーブ”作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。LIVEARTIST代表。


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