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頭の中でどれだけリアルな音楽を鳴らせますか?イメージトレーニングの大切さ。

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Hiroshi Yoshida

2016-04-03

音を記憶して、再現する、音楽の練習はこのことの繰り返しですね。その能力を高めていく上でとても大切な脳の能力について。

音楽におけるイメージトレーニングの重要性。

音楽イメージと脳波 | 塾長の「脳の探究」ブログ|メンタルトレーニング石井塾

こちらの記事にあったのですが、”音楽をリアルに再現できる脳の領域が発達している=非現実的な思い込みが激しい”というのはとても面白いですねw

これは成功する音楽家が、自分には才能があると信じ込んで練習し続けたり、新しい音楽を追求しつづけるということ性質と繋がりがありそう。

イメージトレーニングで、自分が実際に大きな舞台に立っているように練習するというのは僕もよくおすすめするトレーニング法です。MCとかも、スターになりきったつもりで練習してみてください。本当にその場にいるように心が震えるくらいイメージができるようになればベスト。

ライブ前なんかは、実際ステージに立った時の臨場感をもってランスルー(通し練習)するというのは、事前に起こりそうな問題を発見する上でもとても大切です。MCなんかもきちんシュミレーションしておくだけで本番で真っ白にならずに済みます。

近では脳の研究も進んでいるので、クリエイティビティが働く脳の使い方などもいろいろわかっていて面白いですね。

作曲においても、音の再現性はとても大切な能力。

メロディが浮かんでくる、音のイメージが浮かんでくる、そういうスキルが作曲する上で大切なわけですが、そもそもその浮かんだイメージが鮮明じゃないと実際に再現できませんよね。

僕は自分でも音の全体像を捉える能力が発達したなと思うことに、街中で一瞬でもかすかに知っている曲が聞こえたら、それが何の曲かわかる(曲名が思い出せないことはありますがw)という特技があります。全体の響き、サウンドそのものを覚えているんだと思います。

でも、あの曲のストリングスのフレーズってどんなんだっけ?というようなことは覚えてないんですよね・・。アレンジまでやりたいなら、そういうすべての楽器の音も認識して記憶に刻めるくらいになれたらベストですよね。