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気持ち、結局必要なのはそれだけ。とにかくやるという気持ちさえあれば最後には到達する。

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Hiroshi Yoshida

2018-10-14

自転車に乗る練習をした時のことを覚えているかわかりませんが、最初は補助輪を外して走り出すのが怖かったはず。

自転車に乗る練習をした時のことを覚えているかわかりませんが、最初は補助輪を外して走り出すのが怖かったはず。

最初はやり方がわからなくても、とりあえずリスクを背負いながらでも気持ちで漕ぎ出すということが絶対に必要なわけです。

その結果、転んで怪我するかもしれない、でも、とりあえず漕ぎ出してみないとわからない。

歌のレッスンでも、例えば大きな声だしてみよう!という時に、普段大きな声なんて出したことないから出し方わからない、

そう思う人もいるでしょう。でも丹田に力入れて!とか言ったところで、結局それもやったことないんだから正解はわからない。いきなり喉を締めすぎて喉が痛くなったりもするかもしれない。

それでも、まず”わー!”っという気持ちで、勢いでやってみるしかない。

それができないことには、その次の指導は難しかったりするんですが、結局その気持ちがどこまで言っても出てこないという人もいて。

それが習慣のせいなのか、感情の問題なのか、体の問題なのか、全部なのか。そこを一度奮い立たせるための方法を最近いろいろ考えてます。

軍隊みたいに、目の前に顔を近づけて、”もっとでるだろーがこらー!!”ということもできるかもしれないし、それもある意味では効果的なのかもしれませんが

なるべくそれはしたくない。でも、大きな声というのはかなりメンタルに起因するところも多いので、怒りや、ヤケクソ?みたいな気持ちが出た時にようやく腹の底から叫べるようなこともあると思います。

とある演技の先生に聞いた指導で、みんなの前でひたすら役名を名乗らせ続けて、本当にみんながその役の本人と思えるようになるまで延々やらせる、というようなことをするという話を聞いたんですが

ある意味、自我が崩壊するようなことをやることで開ける世界もあるかもしれない。スポーツの指導とかではありそうな話ですね。

指導方法は千差万別、いろいろとあるんですが、極力ストレスを感じるようなことは喉にもよくないと考えているので、基本は楽しく!みんながもっとやりたいと思うような内容を作るべく努力していきたいと思いますが、

時には感情を揺り動かすような厳しさもあった方が成長のステップにはなる、と考えている今日この頃です。
みなさんの成長が何よりの喜びですので!!その時笑えるように。