Hiroshi Yoshida
2017-08-06
Newspicsでモチベーション格差という特集があって、その中で小さい頃に受けた親からの愛情がその後の人生に大きく影響するという内容がありました。しかし、それは自分の意思では選びようのない現実。どんな環境に育ったとしても自己肯定し、強く自信を持って生き続けるためのヒント。
自分なんて、どうせダメだ、みたいな思考パターンはただの癖みたいなもの。どうにか矯正していくことは可能です。僕も何事もネガティヴに捉えて考えてしまう時期があったので、とてもよくわかります。
人間なんて本質的にはただの空っぽの動物です。それが少しづつ無意識のレベルで周りの環境に適応しながら自分を作り上げていく。
住む場所、仕事、付き合う人間。日々の行動パターンを変えれば確実に何かが変わる。でも、同じような思考パターンで何かを変えようと思っても結局同じようなパターンを無意識に選んでしまったり。
だからまず、 誰か自分の人生を変えてくれるような人との出会いや、本などでそういう人の考え方と出会う機会というのが重要。僕もこうして何かヒントになりそうなことを発信し続けてますので。今後ともチェックよろしくお願いします!
脳というのは、イメージを取り込むとそれに沿って自分を造り替えようとする。だから、テレビの中のスターを夢見続けてイメージして練習しつづけるといつかそれが現実になる。
そういうプラスのイメージを取り込み続けること。そしてそれを少しづつ真似して吸収し、少しの自信を積み上げていくこと。
時には暗示のように目標を紙に書いて壁に貼ったり、口癖のようにポジティブな言葉を発し続けるというのも大切。バカにするかもしれませんが、 セルフイメージはその人間そのもの、人間は自分がイメージした通りの人間になっている、といっても過言ではないくらい大切なものです。だから自己肯定、というのは理想の自分になるために絶対必要なものなんですね。
こういうメンタルの問題に大きくプラスの影響を与えると思う習慣が、スポーツなど、無心で体を動かすことで思考やストレスをリセットすること。
あとはストレッチ、自然の中に行く、瞑想などのリラックス系の習慣を生活の中に無理なく取り入れてみるのもいいと思います。
結局人間なんて空っぽで、本来プラスもマイナスもポジティヴもネガティブもない。そう考えたら、肯定も否定もないはず。
でも確かなのは、それでも心臓は鼓動を刻んで生きようとしているっていう確かな事実。頭でどう思っていたってそれだけは間違いないあなたの意思。
胸に手を当ててその意思を全力で肯定しましょう。そしてせっかくなら、夢みたいなことを信じて、そのイメージを捨てずに生きましょう。
レッスンする立場としてこの話を読んで、改めてサポートするアーティストへの無償の愛情、全力の肯定で応援する姿勢が大切だなと痛感しました。見守る側が100パーセント、アーティストが理想の姿になれることを信じる。そうすることで、アーティスト自身の肯定感が高まって成長する。
そんな理想の姿勢を忘れないようにしていきたいと思いました。