キー(調)の概念を理解してからコードを覚えるべき理由。


歌手志望の皆さんで、楽器を弾かない人はキーって音の高さのこと?と思っている人が多いでしょう。間違いではないですがちょっと違っています。もし楽器を弾くなら、キー(調)の概念を理解してからコードを学び始めた方が絶対に上達が早いし、作曲にも応用できるようになるスピードが段違いに上がります。

闇雲にいろんな曲のコード進行を覚えるだけではもったいない。

もし楽器をこれから学ぼうとしているなら、最初にちょっとややこしいですが、キーの概念について理解してから覚え始めた方がいいです。

一連の説明はこちらでしていますが・・

コード理論の基礎(古い順から読んで見てください)

でもやっぱり、最初からこんな風に度数の説明とかあると難しいなあと思っちゃいますよね・・。いつも説明するのが難しくてシンプルに説明できる方法がないかなあと思っているのですが。

レッスンの中では音と一緒に説明しやすい部分もあるのですが、なかなか文章だけでは伝わりづらいですね。

先にキーの概念をわかった上でコードを習得したらどんなメリットがあるかそれは

コードを他のキーにも当てはめられるようになるので、作曲のネタが12倍一気に増えていくようなもの。

ギターとかでありがちなんですが、最初Gのキーのコードだけ覚えて、カポをつけて転調するのはわかるけど、そこから応用がきかずにネタが増えないパターン。

せっかくギターの弾き語りなら、C、G、D、A、 E、くらいは覚えていればいろいろ応用が利きますし、美味しいギターならではのボイシングもいろいろ覚えられると思います。

キーの概念がわかっていれば、曲によってフォームを変えてカポをつけて引いて見たりとかもできますし、ギターのアレンジの幅が広がりますよ。つまり作曲するときのメロディの生まれ方も変わってくるということ。

よりそこに適切と思われるコードをはめるセンスも磨かれます。

逆にいうと、キーの中でどう動いているのか?という風にコード進行を捉えたら、普通にJPOPなどで使われるコード進行のバリエーションてそんなに多くないんだなってことがすぐわかります。

だから最初はとっつきにくいように思えて、実はシンプルにコード理論を理解するための鍵が、キーという概念。キーがわかれば、Jpopなど、普段耳馴染みがあるようなコード進行のバリエーションは意外にそんなに多くないということがわかると思います。

そのキーのスケールの中の何番目の音を使っているのか??ということを感覚でわかることが大切。

というわけで、僕はダイアトニックコードを番号にして①②③④⑤⑥⑦として覚えていくことをオススメしているわけですが、これ本当に最初だけややこしいですがわかったらもっと音楽の構造がわかりやすくなって楽しくなること間違いなしです。

アメリカのセッションなんかでも、キーだけ決めたらあとは番号でコードを指示していくようなリードの仕方もあるみたい。ジャズでもよく1625とか言います。

難しい理論の用語とかは、より掘り下げて作曲をやって生きたい人はぜひいろいろ学んで見みたらいいと思うのだけど、とりあえずシンガーソングライターとして最低限の知識を得る上で、絶対にキーの概念はわかっておいた方がいいです。

なんとなく感覚でやっている、というのはいい面もあれば、どこかで限界がくるところもある。そんなときはやっぱり一度腰を据えて、音楽理論というパズルを一回組み立てて理解してみるのもいいかもしれません。

 

この記事を書いた人

吉田 博
吉田 博
2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ"Dear Bride"、"Esperanza"、"beloved"他多数作曲(共作)、AKB48"M.T.に捧ぐ"作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX"ダイジョーブ"作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。
 
LIVEARTIST代表。
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