JPOPはどうしてキーの高い曲が多いのか??


JPOPのアーティストを見ていると、自分にはこのキーでは歌えない・・というような曲がよくでてくると思います。その度に、自分には才能がないから高いキーでは歌えない、と思うのは間違いで、単純に技術の問題であることは再三書いてきたことです。

ではなぜ、キーが高い曲が多いのか?その理由を幾つか考えてみると、

①高いキーの方が耳につきやすい。

一般的に高いキーの方が声を張りやすいというようなこともありますが、単純に考えて低い声より高い音の方が耳につきやすいので、雑踏の中でスピーカーから流れてくる音だったとしてもメロディが聴こえてくるというような利点があります。

②音域が広い方がメロディ、アレンジの可能性が広がる。

音域については単純にキーを下げればいいじゃないか?と思われがちですが、やっぱり高い音が使えた方が表現の幅がひろがります。作家としても音域が1オクターブ前後におさまっているような歌手よりは広域まで使える人の方がメロデイをいろいろと考えられるので幅はひろがります。(逆に1オクターブの中でどんな風に抑揚をつけていくのかというのも腕の見せ所ではありますが。)

③普通の人に出せない音域まで出せるというスキルが違いを生んでいる。

一般の人は高い声をだすことに憧れをいだいていたりもしますので、それが出来るというのはひとつの魅力になるのでしょう。

こんな感じで、高音で歌えるシンガーというのは時代ごとに必ず登場しているような感じはしますね。最近の若いバンドOne OK Rockなども、圧倒的な歌唱力を武器にしていますし、やはり普遍的に高い声というのは魅力です。

苦手という人も、ミックスボイスを練習してものにできれば、可能性が広がること間違い無しですよ。

 

この記事を書いた人

吉田 博
吉田 博
2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ"Dear Bride"、"Esperanza"、"beloved"他多数作曲(共作)、AKB48"M.T.に捧ぐ"作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX"ダイジョーブ"作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。
 
LIVEARTIST代表。
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