Hiroshi Yoshida
2017-12-12
初心者にとってギターのコードなどを押さえるときに弦高の高さはかなりのハードルになりますよね。最近のギターは安くても結構いいものが多いような気もするので、最初から割と弾きやすい感じもしますが、さらに調整して弦高を下げるべきなんでしょうか?
楽器屋は初心者用ギターの弦高をすべてぎりぎりまで低くしてやれよ – まだロックが好き
こちらのブログを目にしてこのネタについて考えて見たのですが、確かに初心者にとってとってもハードルの高いFのコードなんて、僕でもアコギの調整が微妙な古いギターだと押さえられなかったりします。そんなギターをつかって初心者が挫折してしまってたらとってももったいないですよね。
でも、こちらのブログのコメントに、安いギターはネックの調整が狂いやすいから、ギリギリに調整するとすぐにおかしくなるみたいなことが書かれていて、それに近いものを生徒さんが持ってくるパターンも経験したことがあります。
明らかにビビった音しか出ないようなギターだったり。最近はテクノロジーのおかげか、ちゃんと使えるものでも安くなったと思いますが、やっぱり粗悪なものもたくさんある。
そしてヤフオクとかネットで買ったものも要注意。やっぱり初心者がいきなり現物見ないで、知ってる人にアドバイスも受けないでギターを買うのはやめた方がいいと思います。
アコギなんかは特に、弦高を下げると本来の鳴りも少なくなるというのはあると思いますが、正直、最近ではプロでも鳴りの良さより弾きやすさを優先してアコギを選んでいる人も多い気がしています。それは多分ライブではラインで出すからあまり影響が出ないというのもあるんでしょう。どっちがいいのかは・・僕も正直よくわかりません。
楽に押さえられて長時間楽しく弾けるのがいいか、押さえるのが難しいけど鳴りがいい方がいいのか。長い期間弾いていれば手がなれるのかもしれないですしね。しかしそういうクラシックなギターの良さというのはだんだん失われつつある傾向はある気がします。
とにかく自分が心地よい音で、長く楽しめる方がいいと思いますので、人それぞれで選べばいいと思いますが、初心者には僕もどちらかというと弾きやすい楽器をお勧めしますよ!