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挫折から這い上がる経験がなければ、一生成長はない。

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Hiroshi Yoshida

2018-12-16

何かに本気で取り組めば、壁にもぶち当たるし、思うように評価を得られない時もあるでしょう。そんな時に腐らず、逃げず、着実に努力を積み上げられるかどうかで人生は大きく変わります。

人から尊敬されるような仕事で、簡単なものは一つもない。

何か生まれつきの才能があって、それだけでできる仕事があるとしたら、それはそれで憧れの対象だったりしますが、やっぱり多くの人は、努力に努力を重ねて、やっと成功を掴んだというストーリーに共感を覚えます。

なぜなら、それは自分にもできるはず、という希望を与えるから。同時に、自分はそこまでの努力ができないけど、それができた人はすごい、ということが実感される。だから尊敬の対象になる。

努力を積み上げるということは、強い信念をもち、それを曲げずにひたすらやりつづけること。しかもそれは数日、数ヶ月の話ではなく、数年、数十年という単位。

まさに人生をかけて、リスクも背負いながら何かに"一所懸命"に取り組み続けること。並大抵の気持ちでは続かないでしょう。

何かになろうとすれば、必ずどこかで挫折する。

最初は才能か運である程度のところまでいけたとしても、その先、その先がどんな道にでもあって、その先のレベルにはもっとすごい人がいる。そこに追いつこうと思った時に、必ずどこかでうまく行かないことがある。

うまくいかない時、やめるタイミングなんて腐るほどあって、そこをどうやって超えるか?超えて、超えてもやってくるその壁の連続をどうやって乗り切るか??

それを楽しめれば成功したも同然。

でもなかなかそうは思えない人が大半。自分には才能がないかも。もう時間がない。生活を優先しなきゃ。いろんなことが頭をよぎる。人は現状維持しようとする本能があるから、言い訳を考えるのが得意です。

挫折した時こそ、試されている。

あらゆるオーディション、企業の面接などでもある話ですが、追い込まれた時にどう行動するかということを見られることはよくありますね。うまく行かないからといってころころと方針を変えたりすると、結局どこにいってもうまく行かないポイントはあるので、結果として何もできない。

一つの道で、どんな山でも超えるという覚悟で進まないと、その道で信頼される人にはなれません。つまり、 挫折を超えた数だけ、何かになれている。

あなたと同じ道を歩こうとする人たちが今後も現れるでしょう。その人たちが同じように挫折した時に何かアドバイスができるとしたら、それを乗り越えた経験からしか説得力ある答えは生まれない。

日々挫折、そしてそれを乗り越えるのが当たり前。

そんなことはわかっているけど、どうしても気持ちがマイナスになる・・という人も多いでしょうね。そんな時は運動したりしてみるのもいいかもしれません。結局思考の癖もただの習慣です。マイナス思考からくる不安が何かの行動に繋がってすごいものを作り上げる人もいますし、結局は行動が全て。

挫折を挫折とも思わず、ただ目の前にある課題を懸命にクリアしていけるようになれば、ある日当たり前のように理想の姿になれているでしょうね。