歌を仕事に。失望しないで乗り越えるべき3つの現実。

歌に限らず、華やかなエンターテインメントの世界では、裏側に厳しい現実がたくさん待っています。厳しい、厳しいとばかり言うのは個人的にもあまり好きではないし、最大限の夢を描いて、希望だけを見て信じて突き進んで欲しいのですが、そんな中でも注意して欲しい現実についていくつか。

1、夢を食い物にしてお金儲けをしようとする人たちはやっぱり多い。

なにを隠そう、僕も若かりし頃に一度そういう人たちに出会ったことがあります。何かのサイトでシンガーのオーディション、合格したらデビュー?みたいなことが書かれていて、そこに応募したら事務所に来てくれとの連絡。

少しウキウキしながらそこに向かうと、面接で、普通のオフィスで、”じゃあここでちょっと歌ってみて”と言われ、え、こんなとこで?とためらうと、”シンガー目指すならそのくらいできないとダメだよ”みたいなことを言われ、少し歌ってみると、”うーんまだまだだね”みたいなことを言われて、スクールに勧誘される・・という流れ。

よくありそうなパターンです。今思い出しただけでもとても悔しかったし、人の純粋な夢を食い物にするやつらなんて本当に許せない!と思いました。

しかし、悲しいかなそういう人たちはたくさんいます。いろいろなレベルの違いこそあれ、エンタメの世界では多い話です。

なぜこんなことになるのか?それは志願者が多く、みんなモチベーションが高い、そして次から次に若い人たちが出てくるから。

そういうところを巧みについて商売しようとするわけですね。

2、いざ仕事につけた!と思っても、自分で知識をもって、はっきりした意思表示やお金のマネジメントが必要。

最初は少額でも、ようやく仕事らしい仕事ができた!と思ったら無知なところにつけこまれて自分にとても不利な条件になっているとか、そういうこともあります。

単純に自分の経験不足で、それも授業料だとおもってやれるならいいと思うし、実際僕もそうやっていろいろ経験を積ませてもらえたなと今では感謝する部分も多いのですが、もっと知識があれば交渉できたな、という局面はたくさんありました。

最初に仕事らしい仕事につけたなら、その金額や内容が妥当なものか、先輩などで相談できる人がいたらいいですね。特に契約書を書くような仕事は内容を誰かにチェックしてもらったほうがいいと思います。

しかし、駆け出しの頃からあまりお金に執着しすぎて細かく言い過ぎるのも、特に交渉下手な日本人の間では煙たがられる可能性があるのでほどほどに空気を読みながら。

3、裏方の仕事ならできるかも?という程度の発想では裏方の仕事も務まらない。

バックコーラス、レコーデイング、仮歌シンガー、結婚式の演奏、ボーカル講師など、いろいろな歌の仕事はありますが、アーティストとしては無理だから、そういう仕事にならつけるかも?という程度の発想で仕事を探す人がいます。

はっきり言うと、バックコーラスでも、仮歌でも、トップクラスで食っていけるレベルの人はやっぱり相当技術もあって人柄もよくて魅力もある人たちばかりです。

たまたま何かのつてで入ってきて数千円もらうというような仕事もあるでしょう。でもそれで食っていけはしません。

講師の仕事というのが一番一般的でハードルの低い仕事に思う人が多いかもしれませんね。しかし現実は人気講師ならなんとか生活できるかな?という水準です。

以上、いろいろと現実を叩きつけたようになってしまいましたが、僕がこういう経験から本当に思うことの一つに、”自分の本当にやりたいことを貫くことが一番の成功の道”だなと思います。

これだけ競争の激しい世界で頭一つ抜け出るには、何か特別なものを持っている必要があります。なんでもかんでも中途半端にできるよりは、これという武器があったほうがいいのです。

僕の武器はやっぱり歌でした。いろいろやっているように見えるけど、全部中心には歌があって、そこがコアだと今でも思っています。

そのコアな部分に、いろいろなプラスアルファの要素を加えることによって、自分にしかできない仕事に変わっていくのです。

例えば歌プラス、人とのつながり力、コミュニケーション能力。これは基本ですね。歌プラス作曲の能力、歌プラスギターが弾ける能力など。

そういうプラスαを広げていくことで、あなた独自の仕事ができるようになり、価値を高めていくのです。

歌だけトップになろう!と思って頑張っても、意外と目立たなかったりします。なぜなら、トップの人と4番の人でどんだけ違うの??というようなことが、芸術の世界では分かり難いからです。

それだったら歌は大体200番くらいだけど、作曲にも詳しいから彼に頼もう、とかのほうがニーズに合いやすいんですね。歌えて鍵盤も弾ける人ならサポートしてほしいな、とかそういう需要もたくさんあります。

仕事にするというのはお金を稼ぐということ。自分のアイデアでお金にしていくだけのビジネスマインドがあればいいですが、そこまで考えられない人がほとんどでしょう。それならいっそのこと、自分が信じた音楽だけひたすらやり続けて、少しづつファンを増やして、どこかのマネジメントについてもらって売ってもらう、という定番のスタイルを目指し続けるほうが結果としていい場合もありますね。

険しい道ですが、やり続けた人が最後に残ります!信じて頑張っていきましょう。

LIVEARTISTのレッスンなら、そんな音楽活動の悩みも相談に乗りますよ。

2016-03-15T13:46:34

マネジメント

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