どんなオリジナリティも、モノマネからはじまる。

誰かのモノマネじゃダメとはいうけれど・・

人は誰しも、誰かの真似をして育ちます。
オオカミに育てられた人間の子供がオオカミのように振る舞うように、自分の行動の一挙手一投足すべては小さい頃から身近にいた人たちのモノマネの集大成です。

あなたが思う自分らしさ、オリジナリティというのは、実はあなたの長年の行動パターンからくるただの思い込みで、あなたのその考え方を変えることで人はどんな風にでも変わっていけると僕は信じています。

だから、何歳になっても、尊敬する人の真似をすることは大切。
人は誰でも、死ぬまで自分以外の誰かから何かを学ぶ(真似する)ことができるはずです。

ただ、どんなに憧れても、あなたはあなた以外の誰かにはなりようがないし、絶対になれません。あなたがもし、誰かみたいになりたい一心でその真似ばかりするとしたら、いつかどこかで絶対にそうなれないということに気がついて絶望するでしょう。

それでいいのです。どれだけ真似しても、真似できないまま残ってしまうものこそがあなたのオリジナリティだから。

僕がアーティストに絶対必要だと思うもの、それは自信です。

最初から自信に満ち溢れている人と、いつも自信がなくてビクビクしている人との違いは、育った環境などでだいぶ変わってしまうものだと思いますが、ありのままでも美しいと信じている人と、もっとどうにかしなければダメだとずっと思っている人では、自信の持ち方が全然違って当然。

真面目な人ほど、先生などに指導されて、もっとこうしなきゃダメなんだ・・とばかり思ってひたすら練習する傾向がありますが、僕は個人的にそういう取り組み方はうーん・・と思ってしまいます。

音楽はそもそも楽しいものです。楽しくないならやる必要はないと思うのです。僕が練習するのは、いろんな素晴らしい音楽を聴いて、もっとこうしたいという思いが自分の中で次々に湧いてきて、でも今はできない、くやしい!もっと練習しよう!というサイクルでここまできました。

いろんな音楽に触れるうちに自分の価値観が180度変わったりすることも多々あって、自信をもてなかった部分も、違う世界では受け入れてもらえたりして、ああこれでいいんだと思える瞬間もたくさんあって今があります。

そもそも正解はないし、昨日まであたり前だったスタイルも数年すれば古臭いものになる世界です。そして何より、あなたがどうしたいのか??何を伝えたいのか??ということこそが一番大切なので、誰かの価値観にそって、もっとこうしなきゃと思っているようでは何も伝わらなくて当然なのです。

ということを踏まえて、真似の話に戻るとしたら、
『凡人は真似る、天才は 盗む』
という言葉もありますが、真似るなら徹底的に自分の体に染み込む(自分の中で消化される)まで練習したほうがいい。というのが僕の体験からくる指針です。

曲を作ったりする上でも、誰かみたいな曲を作りたいと思ってその場で真似しようとするとだいたいとってつけたようになって不自然になります。

そういう場合は徹底的に暗記するまでその人の曲をたくさん覚えるのです。そうしてしばらく時間が経つと、自分の頭の中のフレーズのストックとして自然に出てくるようになります。そうなったらそこからあなたの今までのフレーズと融合して、オリジナルなものが生まれてきます。そういうレベルまでやると、全部自然なつながりでかつ新鮮なものになるのです。

歌い方なども、たくさん練習して真似して覚えるまでやれば、やがて自分なりに消化された、自分にとって心地いい歌い方に落ち着いていくでしょう。それこそがあなたのオリジナルです。

価値判断の基準は常にあなたの中にあります。
そうでなければ永遠に自信をもつことなんてできないはずですよ。

2015-10-23T09:41:09

作詞作曲

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