Hiroshi Yoshida
2019-06-14
先日からスタジオ機材のブラッシュアップを図っていましたが、結局のところ使い手のセンスと経験だということを痛いほど痛感する毎日。プロのエンジニアさんに環境を見てもらって、アドバイスをもらうことにしました。
どこからどこまでブログでお伝えしていいものかわからないので、ほぼ伏せた内容にしておきますが、エンジニアさんに自宅の機材を触ってもらったりして、とっても勉強になりました。
一番は、結局よい環境を作り込むより、今の環境に慣れること、基準をもつことの大切さ。そして機材の質ももちろん大切だけど、結局使い方。僕は作曲しかしないわりには機材とかプラグインを持っている方かもしれませんが、ほとんど使えてないということがよくわかりました泣
残響の作り方なども、今までなんとなくやっていたことを明確に言語化して実際目の前で見せてもらうと、本当にいつもの機材で大したことはやってないのにプロの音になる。
楽器プレイヤーと一緒ですよねまさに。同じ楽器でもプロの音になる。なんだかもやっとしたところがなくなってちゃんと聞こえてくる。
僕だけの秘密にしときたいところですが、目から鱗だったアドバイスをいくつか。
①モニター音量は大きくしない。 ②無駄にローカットしない。 ③リバーブだけで残響を作ろうとしない。 ④ミックスしているレベルが大きすぎた。 ⑤フェーダーだけで結構なんとかなる。 ⑥コンプで重心をコントロール。
などなど。まあ結局これも情報としてはわかっても、実際見て見ないとわからないんですよね。今まで雑誌など読んでいたので、知識としてはなんとなく知っていても実際にそういう体験をするとだいぶ違うもの。
やっぱり、物事はプロから習うべきですねwあと、プロが長年スタジオで修行して習得したスキル、特に耳はそう簡単に素人にマネできるものじゃないなと思いました。よく0.5dbのeqの違いを聞き分けるなんて言いますが、後ろで見てたらまさにそんな作業で、こちらには何をやっているかよくわからない。
でも出来上がるとあー全部スッキリってなるんですよねこれが。さすがでございました。 レコーディングスタジオだと環境が違いすぎてよくわからないけど、自宅に来てもらうというのはDTMやっている人はめっちゃおすすめできるなーと思いました。