Hiroshi Yoshida
2021-3-1
物事を始める前に、まず鮮明にイメージすることの力。コーチングなど勉強していくうちに、そのことの大切さに気が付きつつあります。
人間の想像力によって現代の世界ができてきた、という事実に対して疑いを抱く人はあまりいないと思いますが、想像力、イメージの力で現実を変えられるし、自分自身も変えられるんだよ、というと途端に信じられなくなったりします。
そんなことで変わったら苦労しない!という今までの経験値や、誰かの教育がそうさせてきたのかもしれません。現実として、そういう経験を誰もが繰り返してきているので
何かを現実にするには、とにかくトライしつづけていくしかない、という固定概念からなかなか抜けられませんね。
ある意味僕もさんざん、たくさんやれ!だのトライアンドエラーの繰り返しだ!だの、言ってきているので、そのイメージの力を見くびってしまっているのかもしれないなと反省しています。
現実的には、イメージしてそれだけで現実が変わるということはほぼなくて、そのイメージがあるからこそ自然に行動に移すようになり、それが実現するという流れになると思いますが、やっぱりいろんな固定概念を引きずったまま行動に移る場合が多いので、なかなかうまくいかない。
それでも、あきらめなければいつかは到達できるし、やっていく過程でイメージもついてくる。それが現実のプロセスだと思うんですよね。
しかし、最初から理想のイメージを鮮明にするという行為をしたほうがどうやら、理想に到達するスピードも速い ということは間違いなさそうです。
そりゃそうですよね。完成系をしらないパズルがあったとして、もちろんトライアンドエラーで推測しながらくみ上げていくことも可能でしょうけども、完成系の絵があるほうが絶対早い。
今自分がどのパーツを手にしていて、その隣に来る絵はこんなんだ、ということすらわからないで組んでいれば、推測しなければならない事象が天文学的に増えるでしょう。
例えば人生の目的、理想の生活、なんかもまさにそれで、こうなりたい!というビジュアルのイメージが鮮明であればあるほど、そこに到達できる速度が速まるのはある意味当たり前なんですよね。
それって計画とは違って、ただのゴールイメージなんですよね。僕もどちらかというと計画を立てるのは苦手ですw 直感で行き当たりばったりに生きてきたタイプだと思いますが
最終的にどうなりたい!という絵が見えていれば、直観的で行き当たりばったりだと思っていた行動が、実はそのなりたい姿に向かっている ということに自然になっていくんですよね。
というわけで、改めて具体的にイメージすることの大切さを感じてます。