スピッツ ”チェリー”のコード進行を分析してみる。

弾き語りをする人に最初にオススメするアーティストとして、スピッツさんの楽曲はとてもシンプルで入門用として最適です。分析するまでもないかもしれませんがw 初心者の方は是非ここから始めてみては。

シンプルだけどいい曲ってのは実は一番難しい。

というわけで、マサムネさんの曲もさることながら、バンドのアレンジもとてもシンプルながら足りないところがなく、飽きもこない。素晴らしいバンドですよね。

今日もコード進行はこちらから。

http://gakufu.gakki.me/m/data/M00038.html

こちらの”チェリー”はキーもCなので入門に最適。分析もわかりやすいですね。

まずAメロ

C         G      Am     Em     F        C    F       G
① ⑤ ⑥ ③ ④ ① ④ ⑤

特に何か・・というところもない、普通の展開です。こういう流れは、どんなキーでも弾けるようになっていたいですね。

そして後半

C         G      Am     Em     F        G      C      Am   F   G    C
① ⑤ ⑥ ③  ④  ⑤ ① ⑥ ④ ⑤ ①

ここも特に何も特別なことはありません。そしてここからサビで

GonB  Am    EmonG  F    C    Am   Em  F

⑤/⑦  ⑥ ③/⑤ ④   ① ⑥ ③     ④

この⑤/⑦を挟んでの⑥への流れ、これはAマイナーキーに転調してるとも捉えられますね。

この同じスケール上のナチュラルマイナーキーへの転調というのはよくあるし、別にスケールの音が変わるわけじゃないので転調という感じは薄いですが、こっから明らかにマイナーな響きになるのがわかりますよね?

そして後半は

Am    EmonG  F    C    Am   Em  F G C

⑥ ③/⑤ ④   ① ⑥ ③     ④    ⑤   ①

ほぼ繰り返しで最後はCメジャーに戻ってくるという感じ。

シンプルな楽曲ですが、メジャーとマイナーを切り替えて、サビでいきなり切なくなることで飽きがこない展開が出来ているとも考えられます。

本当に、こういうシンプルな楽曲を良いものにするのは難しいですが、歌詞、歌の力、アレンジの力でそれが成り立っているわけですね。

要は初心者が覚えるようなダイアトニックコードだけでもいい曲はできるということ。

たくさんいろんなことを吸収していくことも大切ですが、今ある知識を使って、メロディを、歌を、歌詞を研究しつくす、ということも大切。

上級者も基本に返って考え直してみたいところですね。

2016-06-03T23:23:22

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