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アニメーションMVのブームはどこまで続くか??

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Hiroshi Yoshida

2021-2-11

昨年のYOASOBIのメジャーでのヒットなどを受けて、近年盛り上がりつつあったアニメーションのMVがものすごく飽和している感じがしますが、これはいつまで続くのでしょうか??

一時的なブームなのか?それとも日本のスタンダードになるか。

アニメーションMVの流れはニコニコ動画のボカロ文化の流れから始まっているのかもしれませんが、そのボカロネイティブ世代がプロデューサーとして活躍し始めたことがある種、このアニメーションでのMVが流行する流れを作っているのかなとか想像します。

米津 玄師のメジャーでの圧倒的な地位確立にも象徴されるように、かつてはどちらかというとオタク文化の延長だったニコニコ動画系ボカロプロデューサーが大衆にも受け入れられるようになり、若い世代はそのあたりのジャンル的な違いもほぼ感じてないという感じがするので、

たとえばYOASOBIもそうだけど、yamaの春を告げるだったり、一方で流行していたネオソウル系お洒落系?脱力系?の流れをくむようなボカロ系音楽のMVもアニメーションだったりするのは面白い流れ。

僕ら90年代を経てきた世代としては、おしゃれとオタクは絶対に交わることがない、A(秋葉)系とB(B-BOY)系くらいに思っていたのでwそこが交わってきているような感じがある昨今の日本の音楽シーンはやっぱり面白いし健全だなあと思います。

日本独特のアイデンティティは依然強い。

その一方で、ガチで海外目指します!!という人たちはやっぱりごく少数で、アニメーション系MVでボカロっぽい楽曲で!とか、脱力系お洒落系楽曲で!というのも結局日本国内だけ向いている感覚な気がして、そこら辺の意識はやっぱり若い世代もあまり急激には変わらないのかなあというのが少し残念。

自分もガチで海外目指す動きというのが本腰入れてできている状況ではないので、やっぱりそこに苦手意識というか、コンプレックスというか、つい気持ちが国内に向いてしまうのはわかるんですが、若い世代にはぜひ当たり前に海外を意識してほしいなあと思います。

誰かが先陣切って成功例が出ればみんな動くのでしょうね。米津 玄師もいろいろフォートナイトでのライブとか、いろいろ海外意識して動いている気はするので注目しています。