仕事と両立しながら歌手になる方法。


僕は以前サラリーマンとしてフルタイムで働いていましたが、オーディション合格をきっかけにプロへ転向しました。その前にはフリーターでプロを目指していたので、働きながら音楽活動していた時期は8年近くになりますかね。そんな状況でも夢を掴むヒントを。

追いこまれたからこそ頑張れた部分も大きい。とはいえ、それをずっと続けられたかというと微妙。

僕はもともと、小さい頃からサラリーマンには絶対なりたくない!!と言っていたような子供でした。自分のやりたいことをやって生きていく、という意思はずっとあったような気がします。

しかし、大学を卒業してフリーターになった時点から、生活のために働くしか方法がうかばない、という状況に陥りました。それは辛い現実でした。

そんなにやりたくもないバイトで終わる1日。このまま日々がただ過ぎていったら自分の一生はどうなるんだろう?そんなことを考えただけで寒気がしました。

逆に言えば、その絶望感こそが、がんばらなければ一生このまま抜け出せない!というモチベーションになった部分もあると思います。バイトをしながらでも、週3回くらいはバイト先にギターを持って行って、帰りにカラオケ屋で練習して帰る、ということをしていました。

当時は中野に住んでいたんですが、駅前で楽器を練習している人が結構いたんです。カラオケの方が僕は集中できたのですが、カラオケに行けない日は駅前の閉まったビルの前で練習したりもしました。毎日のように練習していたウッドベースの人、今はどうしてるかなあ・・(遠い目)

あとはジャムセッションにいろいろと通って人脈を広げて、ちょっとづつ活動の輪を広げていったという感じです。

さて、どれだけの人がそれで8年耐えられるでしょうか?やっぱりあとから考えても、そのフリーター時代がもっと続いていたらいろいろな面で無理があったと思います。

なので、僕はフリーターを6年くらいやったのち、一度正社員として就職したのですが、そっちの方が生活としても、精神的にもだいぶ楽になれて、良い結果につながったと思います。

こちらの記事でもいろいろと同じようなことを書いていますので参考に。

歌う仕事につくために僕が意識していた3つのこと。

もちろん、全く音楽活動できないような忙しい職場では無理だと思いますし、僕は運良く理解のある職場に巡り合えたのでよかったのだと思います。

そういうところを探すのも大変ですが、みなさんなりに潰しのきく道を押さえた上で、心のゆとりをもって音楽をやるというのは大切だと思いますよ。

働いている仕事もおろそかにしないこと。それがまた心のゆとりになる。

これは本当に大切な姿勢。プロを目指している人は、ついバイトなどおろそかにしがちですが、バイトなどでも一生懸命やって、最悪ここでも一生生きていけるわ!という自信をつけられるくらいになれば、それがゆとりになって音楽にも絶対にいい影響がでます。

どうせ同じ時間をそこで過ごすのですから、ネガティブな感情を引きずらないでいた方が精神的にもいいでしょう。

歌だけにできる裏技、車の中で練習しよう。

最後に、これはかなり職種も限定される裏技ですが、車を運転する時間が長い仕事につくと、車の中でだいぶ練習できます。

僕は営業で関東周辺をずっと車で運転して回っていたので、車のなかで歌の練習ができました。矢沢栄吉さんも、廃品回収?か何かの仕事でずっと運転していたので、車のなかで歌っていたそうですね。

以上、何か参考になることがあれば。あなたなりのやり方で、働きながらでも仕事につながるチャンスを見つけて、食い込んでいきましょう。

この記事を書いた人

吉田 博
吉田 博
2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ"Dear Bride"、"Esperanza"、"beloved"他多数作曲(共作)、AKB48"M.T.に捧ぐ"作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX"ダイジョーブ"作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。LIVEARTIST代表。

体験レッスンを予約