声はしゃべるためではなく、歌うためにある!!


人間はサルだったわけですが、サルだった時代に言葉をしゃべっていたかというとそうではないですよね。叫んだり、吠えたり、単純な発声だけが意思疎通手段だったわけです。それってyeh!!とかwowとかと同じじゃないですか?

言葉を話すことによって失われた、言葉にならない言葉。

歌というのはまさに、言葉にならない言葉の表現。ただ叫ぶ、求愛する、威嚇する、祈る、そんな感情の表明は、言葉よりも先に歌があるわけです。

先日のFNS歌謡祭で長渕剛さんのパフォーマンスが話題になりましたね。賛否両論あったようですが、随所に入っている叫びがなんとも素晴らしいものでしたね。ああいう声を普通の人が出すとすぐ喉を潰しますが、あの声をきちんと出せるような発声の土台があるというのはとても素晴らしいと思います。

人は話すようになってから、”いろんな声に意味をこめていく”という表現が薄れ、声そのものはどんどん弱々しく、偏った声しか出さなくなっている、とも言えると思います。

だからこそ、歌おうとすると、しゃべるときに使っている筋肉に偏る。

というわけで、しゃべることに偏ってしまうとだんだんと声の可能性が狭まっていきます。日本語だと裏声を使うような言葉はないので、なおさら地声によりがちになる傾向があります。

そして日本の住宅環境、控えめな国民性から言っても、どんどん声を思い切り出すという機会がなくなっていきます。

その状態が普通になってしまっているので、ボイストレーニングで自然な声を取り戻す必要がある人が多いんです。

呼吸も浅くなっている人が急増中?

運動もしない、座っていることが多い、そんな現代人の生活は、ますます体幹、腹圧を弱らせ、さらには呼吸を弱らせています。呼吸は声の土台で、生命の土台と言ってもいいくらい重要なもの。

脳に酸素を送る、身体中に酸素を送るという意味でも呼吸は大切なので、呼吸が浅くなることによってあなたの潜在能力が低下している可能性も。

普段から気分が鬱々としがち、そんなメンタルの不調も実は、そんな体の基礎から来ている部分も大きいのです。

だからこそ、日常的に姿勢を意識、声を意識、たまには大きな声をだしてストレスも発散、できれば日常的に出す声も大きくしていく意識をして、鍛えていくことで人生のあらゆることが上手く回るようになるはず。

そんなきっかけとして、歌うということを続けてみるのもおすすめですよ!

この記事を書いた人

吉田 博
吉田 博
2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ"Dear Bride"、"Esperanza"、"beloved"他多数作曲(共作)、AKB48"M.T.に捧ぐ"作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX"ダイジョーブ"作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。
 
LIVEARTIST代表。
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