テレビを目指すより、ネットで話題になれ。

もうだれもが薄々感じていることではありますが、テレビの影響力は年々低下しています。数年前から予想はできたことですが、改めて数字を見てみると納得。特に若年層にアピールすることで回ってきた音楽カルチャーは、ネットからしか新しいものが生まれないという流れは確定しそう。

TVの影響力がなくなって、20世紀型のタレント文化が衰退するかも?

世界の広告費、テレビはあと1年で王座転落へ | DIGIDAY[日本版]

TVが見られなくなってしまったら、長らくTVをメインに大きな力を発揮してきた芸能事務所、レコード会社などの力が相対的に弱まって、若いアーティストが部屋で一人で作ったコンテンツが莫大な資金で製作されたメジャーの作品と、作品力だけで対等に戦えるようになってくる。

本当にこれからのアーティストにとっては面白い時代になってきますね。

今までの日本人の暮らしは、ずっとお茶の間でTVがついていて、そこから流れてくるものを無意識に選んでしまっていた文化があったと思います。意識せずともいろいろなものが目に飛び込んできて、しらない間に何かを好きになっていたりする効果も当然ある。

その枠に入るためには、大きな資本力が必要だったわけですが、今は誰でもネットでどうにかして話題を作ることは不可能ではない。

この時代に、相変わらず大きなメディアや資本に頼って売れようと思っているとしたら、ちょっと損だし、そんなマインドでは到底世の中に刺さるものは作れないでしょう。

もちろん、そういう力の大きさは相変わらずすごいし、チャンスがあれば乗っかったらいい。でも、持って行かれるものも大きいかもしれないし、ネットで自力で食えるくらいのレベルになっておけば、交渉もしやすい。

何より、今や TVはネットで話題になったものを追いかけるだけで精一杯。あなたがネットで話題になれば必ずいつか追いかけてくるでしょう。

とはいえ、TVにはTVの良さもあるけどね。

と、鼻息荒く言ってみたけれど、もちろんチャンスがあれば喜んでTVに出るべきだと思いますよwアーティスト性にもよりますが。

僕も数度コーラスで出演したこともあるし、名前だけクレジットが出たこともありますが、特に上の年齢層の方々にとってはTVの権威や影響力は絶大です。田舎の親戚がとくに喜んでくれますw

そこから波及して、全国ツアーがやりやすくなったり、地方で手厚く歓迎されたり、いいことがたくさんあるので、利用できるところは利用していきましょう。

いわば、テレビは話題のブースター。すでに話題になっているものを更に拡散してくれるメディアという位置付けくらいに考えた方がいいと思います。

いつまでTVが今のような影響力を持ち続けるのかはまだわかりませんが、ネットはもう、テレビと変わらないくらい大きな市場だし、可能性は無限にあるよ、ということを常に頭に置いておいて欲しいですね。

テレビのCMより、ネットの動画CMの方が大きな市場になる日も近い?

最後にもう一つ、広告の分野でもテレビCMよりネット動画広告の方がすごい勢いで伸びてるという現実があります。スマホで手軽に見れる動画に今のうちから進出してノウハウをためておくのも、可能性が大いに広がると思いますよ。

この記事を書いた人

吉田 博
吉田 博
2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ"Dear Bride"、"Esperanza"、"beloved"他多数作曲(共作)、AKB48"M.T.に捧ぐ"作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX"ダイジョーブ"作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。LIVEARTIST代表。

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