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成功への執着を手放したら見えてきたもの。

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Hiroshi Yoshida

2017-08-09

成功したい思いが強すぎて、余計に力んでしまったり、メンタルが壊れてしまって逆効果になるパターンってよくありますね。そんな時に執着心を捨て、自分を取り戻す方法。

結果はついてくるものでしかない。

成功したい、何としても成し遂げたい、すぐに結果を出したい、出さなきゃ・・。だれもが願うそんな思いですが、それって本来全部無駄な考えですよね。

何かを形にしようと思えば形にすることだけを無心で考えて手を動かす必要があります。その中に、成功したい!という気持ちは一切必要ない。そんな言葉も全く必要ないですよね。

楽しんでやり続ける人が成功するのは、形にするという作業に没頭しているから。結果を求めていないわけではないですが、最終的な完成形が”成功”という漠然としたものではなく、具体的な成果物としてイメージできているから、それを夢中で作ることができるんだと思います。

なぜその成果物に集中できないんでしょうか?そもそも、その成果物のイメージが甘い、というのはあるでしょうね。

こういうモノを作ったら絶対面白い!という閃きがあるからこそ、それを夢中で作ることができる。闇雲に何かやっていれば何かできるだろう、というのも経験の積み重ねとしては良いかもしれませんが、やっぱり最初の目標、目指すイメージ、そこから生まれるアイデアは大切。

そういったものが形にできたら、あとの結果は神のみぞ知る。それが仮に全く受け入れられなくて、ああなんだ、自分だけが面白いと思ってたのか・・となっても良いじゃないですか。自分が面白ければきっと満足感はあるだろうし、それを一人でもやり続けられる。そうすればいつか世界はひっくり返る。

なんども言うようですが、あなたが心から面白い!いい!!と思ってないものに、人は感動しません。とにかく何か出さなきゃ行けないからと言ってそういう事ばかりしているとどこかで無理がくるのは当然。

そうやってすり減り切って、一旦リセットしてみて、もう開き直ってやりたいことだけやろう!!とやってみたら成功する、というようなパターンもよくある。

もうやめてもいいなと思って遊んでいたら運が回って来た。

というのも僕自身も、一旦27歳でフリーターから就職した時にもう音楽でプロを目指すとか別にいいかな?と思って、それまでにやらなかったスポーツ、自転車やランニングや仕事の勉強などをやっていたらそっちにハマっていき、それがまた音楽のモチベーションにもなって良い循環が生まれた経験がありました。

おんなじような生活のルーティンでは想像性が発揮できないもの。一線で活躍する人たちはよく遊んでいて、歳をとってもアクティブだったりしますよね。

その脳の刺激が新しい回路を生み出し、新鮮なものを生み出すことはよくある。そんなふうにことあるごとに心も体もリセットしながら続けて行くのがいいと思います。

何を持って成功とするかは人それぞれですが、やっぱり可能性があるうちに大きな社会的成功を収めたいと願うものですよね。その野望を捨てることなく、細く、長く、やり続けていればいつか何かが当たる時がくる。

そんなことを僕も今でも信じて続けています!!