SMAP”世界に一つだけの花”のコード進行を分析してみた。


タイムリーな話題として、この名曲を取り上げてみましょう。槇原敬之さんのシンプルなメロディとコードワークは、日本のポップスの最重要教科書と言ってもいいでしょう。

キーはAメジャーですね。コードはいつものようにこちらから。

http://gakufu.gakki.me/m/data/DT11017.html

まずイントロは

① ①sus4on④ ⑤ ⑥m7

的な繰り返し。細かいですが、①sus4on④は秦基博さんの”アイ”でも、イントロの重要なフレーズで出てきますね。

秦基博”アイ”の分析

こういう細かくて面倒くさい?コードが、重要な泣かせどころになりますので、ぜひスルーせずに、音を確認してみてくださいね。慣れたらどうってことないですよ。

そしてAメロ前半。

① ④ ⑤ ⑤♯dim ⑥m7 ④ ②Mon④♯  ⑤ ⑤on④

この⑤ ⑤♯dim ⑥m7 という流れはとてもよく出てきます。以前にもいろいろ出てますよね。

そして②Mon④♯、②のメジャーコードの3度の音がベースになることで、④ ④♯ ⑤ とベースがきれいに流れているんです。これもよく使われるので覚えましょう。

ややこしいコードほど、美味しいんですw 

そしてAメロの後半、

①on③ ④ ⑤ ⑤♯dim ⑥m7 ④ ⑤ ①

頭の①on③が地味〜に効いてますね。同じコード進行の繰り返しではないグッとくる部分を作り出しています。

そしてBメロ。

⑦♭ ④  ⑦♭ ④

BメロやDメロで⑦♭へ行くのはよくあるパターン。転調でパッと場面が変わる感じがしますよね。

Bメロ後半は先ほども出てきたベースの下降ライン。

⑤ ⑤on④ ①on③ ②7 ⑤sus4  ⑤

そしてサビはAメロとほとんど同じ。

① ④ ⑤ ⑤♯dim ⑥m7 ②Mon④♯  ⑤sus4 ⑤on④

最後が⑤sus4からの⑤on④になって次

①on③ ④ ⑤ ⑤♯dim ⑥m7 ②Mon④♯ ⑤  ①

また得意の⑤on④→①on③のベースの動き。この動きがとてもいいアクセントになって単調な繰り返しに抑揚をつけている気がします。

というわけで、ワンコーラス分析してみましたが、シンプルなメロディーでもハーモニーをいろいろ工夫して展開させるとかなり泣ける感じになるということが分かったのではないでしょうか?ここに出てきたアイデアはJPOPではいろんな場面で使えるものばかりです。ぜひ参考にしてみてください。

LIVEARTISTのレッスンでは、実際にこういうコード進行を利用して曲を作っていくプロセスを伝授しますよ!!

この記事を書いた人

吉田 博
吉田 博
2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ"Dear Bride"、"Esperanza"、"beloved"他多数作曲(共作)、AKB48"M.T.に捧ぐ"作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX"ダイジョーブ"作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。LIVEARTIST代表。

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