素人の創造性がプロを凌駕する時。


ネットが普及して誰もがスマホ一つでクリエイターになれる時代。いよいよプロもアマも境界線なく評価される世界がやってきてます。

素人の作品がプロより人気になることだってある。

素人の写真がプロの20倍以上の値段で売れる理由 | えとみほ | note

こんなインスタグラマーに写真を撮ってもらうサービスが人気だとか。でもこれって、ある程度人気のインスタグラマーの人だから、道具はiphoneだったとしても、写真経験も沢山あって、相当自分なりに研究して、センスを発揮した結果人気になるわけだから、子供がいきなり撮ったものがお金になりますみたいな話ではないですが。

よくよく考えると、才能あるクリエイターが世に出やすい世の中になったねっていう話でしかないのかもしれませんね。

だいたいみなさんも経験あると思いますが、インスタに写真投稿するにも、いい感じの写真にするのって結構大変ですよね?

そもそも対象物がイケてないとどうにもならなかったり、光がどうとか、視点がどうとか・・僕も何度か写真にチャレンジしてますが、どうも集中力が続かないんですよね・・w

いろいろな人が手軽に写真と向き合うきっかけができたことで、今までにない視点やら、センス、アイデアが出てくるようになったのは素晴らしいことだと思います。

ただ、こういう話を安易に受け取って、素人のままの感性でもやれる!みたいなことになるとやっぱり違う気がして。

もっともっと何かやりたいことが出てきた時に、いろいろな技術や歴史を知りたくなるだろうし、知ることで広がる可能性も沢山ある。

そういう意味で、今までのプロが築き上げてきた知恵も有用でありつづけると思います。

音楽の世界だったらどんなことが考えられるか??

写真に比べると音楽は形にするまでのハードルが高いので、AIが作曲してくれるみたいなサービスがもっと普及しないとまだまだブレイクスルーは起きないのかなあと思います。

そうなった時に、本当にセンスだけで、スマホをいじっていればいい曲ができる、という可能性はあると思いますが、やっぱりそれでも人と違うセンスを形にするハードルは高い気がしますね。

一つ一つの音を選んでいく労力を考えたらたぶん簡単にはいかないから、それなら結局全部一から作った方がいいか?みたいになりそう。

DJ的な感覚で、いいものを選ぶだけで曲になるというものはすでにあるけど、それでも結局世に出ようと思ったらもっともっと掘り下げないと、あっと驚くようなものはできないんじゃないかなあと思いますが。

そんな観測を吹き飛ばすような夢の作曲ツールが現れたりするんでしょうか??僕もそんなツールを想像してみたりしますが、結局突き詰めてやろうと思ったら、頭に浮かんだ曲を形にする技術を学ぶ方が早いんじゃね?という結論に至ったりしますw

実際、理論的なことがあまりわかってなかった昔に比べると、今の方が早いし、曲として伝わりやすいものになりやすい。

それが逆に創造性の弊害になっている部分はあると思うけど・・

そういう意味では、J-POPみたいに、今の時代の日本人が聞いてすぐに理解できる音楽を作ろうと思うなら基礎は学んだ方がいいと思いますが、

ヒップホップみたいに、音楽のフォーマット自体新しいものが生まれて、それが普及するようになったら、世界は変わるかもしれません。そんな新しい音楽ジャンルがなんらかのアプリをきっかけに生まれるとか、そんなことは考えられますよね。

というわけでいろいろ考えてみましたが、結局

みんなにいいって言ってもらえるものができれば技術や機材なんてどうでもいいし、ネットがあればそれをすぐお金にできる時代。その可能性はプロもアマも関係ないよ。

ってことでしょうか。

逆に言えば、技術がないから、機材がないから、なんて言い訳はできないってことですかね。

この記事を書いた人

吉田 博
吉田 博
2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ"Dear Bride"、"Esperanza"、"beloved"他多数作曲(共作)、AKB48"M.T.に捧ぐ"作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX"ダイジョーブ"作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。LIVEARTIST代表。

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