プロのミュージシャンになるにはどのくらいの練習時間が必要??


どのくらい練習すればプロになれますか?もちろん答えは一概には言えませんが、この考えは参考になると思います。

“天才”に生まれ変わる「10000時間の法則」

この考えには否定的な意見もあるようですが、僕の個人的な感覚からすると、これはあながち間違いではないなと思います。

だいたい物事を10年やれば一人前になれるというような話は昔からありましたが、10年で10000時間というと、だいたい一日に3時間程度、自分に置き換えてみても、そのくらいはやってきたなという自負はあります。

僕の場合はものすごく集中して、一日何時間も取り組んだ時期もあれば、全くやらないこともあった感じなので、一概にどのくらいかはわかりませんが、例えば歌については物心ついたころから誰もが歌うものだし、小さい頃はそれこそ授業中でも歌っていて先生に怒られていたような子供だったので、かなり小さい頃に、独学で基礎を作っていったと思います。

10000時間やった人がみんなプロになれるということはないと思います。このブログでも再三言っているように、実力=仕事ということはありません。運や、キャラクターや、容姿など、演奏以外部分での魅力が仕事につながることは十分にあります。

ただし、それだけの時間やれば、誰でもプロとして対応できるだけの実力を身につけることができる可能性はありますね。もちろんプロの中でもレベルがあって、世界的に有名なジャズギタリストのパットメセニーは学生のとき一日12時間練習したということですが、彼の卓越した技術をみると確かに納得でしょう。

正直、このレベルまでいかなくても環境が違えばプロとしてやっていける部分もあります。

単純に音楽を奏でるスキルを身につけるという意味では、たくさん練習すればそれなりのレベルにだれでも到達できると僕は思いますが、そこからプロになれるかどうかと話になるとまた別で、こちらにも書いたように、あなたの魅力、営業力、運によります。努力は大切ですが、そういう方面の努力も同時に10000時間やれたら、きっとどこかで大きなチャンスに巡り会えるのではないでしょうか??

あなたにお金を払うだけの”魅力”がありさえすれば。

さらに興味深い話で、お笑い芸人キングコングの西田さんがどこかで聞いた話で、
”人はなんでも10000時間やれば、100人に一人のレベルまでは行ける。でもそれに加えて、他の何かをまた10000時間やれば100分の1×100分の1で10000人に一人のレアな存在になれる。そうやって仕事の幅を広げていくんだ”
というような話をされていました。確かに、プロのレベルの中でも、何か他に得意な分野があることによって仕事につながるということはよくあります。

例えば僕なら、歌が歌えるだけでなくシンガーソングライターとして作曲もずっとやっていたので、最初にコーラスとして仕事に入ったつながりから音源制作の仕事に声をかけてもらうことができ、最初は仮歌だけという話が、メロディーもつくってみない?という流れになって作曲までやらせてもらえるようになりました。

逆に特定のジャンルのことだけを20000,30000時間と突き詰めて、圧倒的な差をつけるというのも手だと思います。そうすることで、このジャンルならあの人、という風に認知されていき、安定した仕事を得る人もいます。

自分に何が向いているか?と考えてやるより、自分が興味があることなら自然と突き詰めていくと思うので、それがいつかあなたの武器になっていくと思いますよ。

何度でも言いますが、一番大事なのは続けていくことですね。

 

この記事を書いた人

吉田 博
吉田 博

2004年、早稲田大学政治経済学部卒業後に歌を志す。メーカー営業マンとして働く傍ら2010年久保田利伸全国ツアーのコーラスメンバーに選出され脱サラ。楽曲提供、全国全都道府県ギター弾き語りツアーなど敢行。西野カナ”Dear Bride”、”Esperanza”、”beloved”他多数作曲(共作)、AKB48″M.T.に捧ぐ”作編曲、乃木坂46”光合成希望”作曲、XOX”ダイジョーブ”作詞作曲編曲など楽曲プロデュース。久保田利伸、嵐、堂本光一ツアーなどにコーラス参加。LIVEARTIST代表。


体験レッスンを予約